2024年04月25日

GWは高くなるという世知辛さ



ものすごい羽振りのいい夢を見た。
(忘れんうちに書いとこ)
それもこじゃれたセレクトショップで
ディスプレイもこれまたセンスの満ち満ちている。
雑貨から服まで、色んなものが広い店内にあり、
片っ端から「これと」「これと」と選んで買ってるやないかい。

そしてついに大きな三毛猫のような柄のふわふわのソファーを
買った。値段は見てない。
ベット並みの大きさで、果たして何人掛けなんか。
ワンピースや、ブーツやら。
北欧風のサイドボードもええなあとみている。

夢てのは不思議で「主人公になっている夢」もあれば
「主人公は確かに私やが、その様子を俯瞰で見ている私が
いる夢」もある。
実際、そんなおしゃれなところに足を踏み入れたこともなく
こないだ、快活CLUBでマッサージの時、見てた雑誌の影響かもしれやん。
私が私に「そんなとこ絶対高いて!」と突っ込んでいる。

ワンピも私が選ばんようなドレッシーなやつで
これはこの間「ドレッシーな服が似合う」と言われたのを真に受けたんやと
推察する。
しかも夢の中の私はシュッとしててスタイルがええ。
なんでも似合いそうや。
んでアクセサリーのところでシュシュを手に取った私は
現実の刈り上げ頭ではなくセミロングの清楚な黒髪やった。

「そんなお金持ってないやろ」と大声で叫ぶが聞こえんようで
次々自分にだけ付いたオーナーにあれこれ質問したりしてる。
オーナーもそら嬉し。
こんな在庫一掃処分みたいにポンポン買ってくれる太客は
そう現れるもんでもない。しかも金に糸目はつけへん、おっとこ前やん。
ああ楽しいとその私が思う。
大丈夫なのかとこっちの私が思う。
その私とオーナーは終始笑顔やった。
ハッと起きた。夢やった。夢でよかった。お会計は一体なんぼやったのか。
悲しい現実との差。まだ半額になってないわ、もうちょっと待と。
と惣菜弁当売り場で待つ現実。

さっそく夢占いをググってみた。
「ショッピングの夢は吉夢。欲しいものを手に入れる運気が高まっている。
特に欲しかったものなどを買って大喜びしている夢や
大量にものを買っている夢は、近いうちに願いが叶い幸運が
訪れる前触れ。大吉夢」
しかもやで、あなたがこれまでに得て来た知識や経験が
公私ともに活きてくるタイミング。
あなたの深い人間性に尊敬が集まりそうやて。

・・・ほんでも夢占いってどないやって誰が決めてんのやろ。
全部の夢を見たわけでもないやろに。
統計もとられへん。一番占いの中で信憑性が低いんちゃうか。
ええ夢や、ていうてんのに疑ってかかることもないねんけどな。

ところでさっき登場の快活CLUBのマッサージ機やけど
毎回ではないが2ターン目ぐらいに寝てしまう。
1ターン目はぐりぐりぐりと凝ったところを押し付けながらとにかく
このぐり玉をなんとかほぐさなあかんことに終始するけど
2ターン目はそれもなく普通にソファーに寝ている感覚。
薄暗い店内にヒーリング音楽、そら寝るわな。
この間は3台あるうちの3台とも空いていて
間仕切りされているので隣が見えへんようにはなってるが
余計にゆったりした気分。
いつの間に寝たのか私はどえらいでかい自分の笑い声で目を覚ました。
「うははははうひょひょひょひょ」
何が面白いのかはわからん、けど、起きた後も笑うぐらいやさけ
よっぽどおもろかったんやと思う。

は~肩もほぐれたし、帰ろうと奥の私のブースから戻ろうとしたとき
寝ているうちに後の2台は埋まっちゃあるのに気が付いた。
あの笑い声をきっと2人は聞いている。
とっさにスマホを耳にあて
「ごめんやで~今快活CLUBからでるとこ」と喋りながら
2台の後方を進んだ。
別にもう会うこともない、顔も見ることもない人を
ごまかしても意味がないんやけどな。
薄暗い中でいきなりどでかい笑い声が響く。
これはトラウマになるレベルやろ。
その2人は「あー誰かと話してたんやな」ということで
オカルト的な怖さから解放されたはず。

100ポイントを使って支払いをすればまた100ポイントが
戻ってくるというクーポンを出し、支払いを済ませ、
こんな安い支払いで明日への活力が戻ってくるなんてなんちゅう幸せ。
爆買いには一瞬の楽しさがあるけど、後悔がつきもんやろし
お金もぐんと減る。
庶民にはこれぐらいがちょうどええんちゃうか。
野心も大事やけど身の程を知るというのも大事。
ゴーゲッターは変なもんまでつかんでしまうで。
  


Posted by こば at 09:47Comments(0)

2024年04月24日

猫の額の庭が草まみれに・・・



昨日はFMの収録やった。
なんの打ち合わせもせず、桜餅を食べ、ブースに入ったのに
リスナーさんが送ってくれた中に桜餅の話題があった。
通はみな丸ごと行くらしい。
私は葉っぱは食べん。
手がねちょねちょになっても引っぺがし、ペッと投げ捨てる。
折角のおいしい餅になんで葉っぱ食べなならんねんと思うが
宇和ちゃんもそのまま食べちゃあった。
葉っぱは肉まんの紙のイメージやけどなあ。

昨日はメッセージが少なく、その分喋ったけど
この喋りたいがいみんな飽きてへんかしらん。
3年もおんなじことを喋ってたらみんな聴いてくれへんのちゃうか。
芯を食った深い話をしようにも
経験値がなあ・・
どっかで聞きかじった話のラジオもあるけど軒並みおもろない。
なのでなるったけ、自分がどこかに出かけて行って
そのネタをするのが一番おもしゃいと確信している。

今日はハーモニカ教室やってんけど
全然練習していなくていくら優しい先生でも
そろそろブちぎれるのではとこわてしゃーない。
(怖いんなら練習しろよ)
小さい10穴のハーモニカで、前々から言うてるように単音がでーへん。
そりゃそうよ。
あんな小さい穴と口の比を考えたら、一つに息を吹きむなんぞ至難の業。
「キスをする感じでね。
唇を近づけ過ぎたり離し過ぎてもダメ」
先生、キスをするような年齢のやつは人っ子一人おりません!!
そして先生からもそういう色っぽい雰囲気が少しも感じられません(失礼)!
みな笑う。ハーモニカを吹く時間より笑う時間の方が多いくらい。
「口をつけてね、その奥の方を締めてドの音に息を吹きこんで・・」
難しい。
ラとシは吸う吸うなので、ドからの音階の後半で死にそうになる。
いつになったら先生みたいにうまく吹けるんやろか。

そこにアナウンサーの重鎮小林睦郎氏が習っている奥さんの送迎に来てんねん。
この人は30年前、和歌山放送の昼帯でお世話になってた方で
大変尊敬申し上げている。
雑学王で何でも知ってるで。
(本人は知ってることしか喋ってないのでそう思うんですよと謙遜するけど)
しかし、そこだけやなくて
なんやろ、少年のようなピュアな部分も持ち合わせちゃある。
私のことを面白いというて普通によー笑てくれる。
この前エイプリールフールで唯一私の「結婚しまーす」を
真に受けた人で、
今日会った時も「結婚相手探しなよ」と思いつくまま
あの人はどうやろか、この人はどうやろかと
和歌山放送の独身のアナウンサーや編集の人を勧めてくれと。
いやいや、睦郎さん、相手の気持ちがあるやんか。
勝手に妄想したところで、や。

その睦郎さんはこの頃、足元がおぼつかんという話をしてた。
ふらふらするらしい。
「もう年だから」と寂しそうに笑うけど、
90歳でマラソン出ますみたいな人もおるやんか。
急にそうなったんは何か原因があるはず。
「道でこけやんようにぼちぼち歩いてるんよ」という。
徹底的に原因を究明して治療をしてほしわ。
こけやんようにという守りの姿勢は似合わん。
突っ込みが鋭くて、攻めの姿勢が似合う人なんやから。
  


Posted by こば at 23:05Comments(0)

2024年04月22日

BEAMSのタピオカTシャツ、ゲット!



今日は朝から古着屋回り。
もちろん、ヴィンテージなどは買えるはずもなく、
イオン和歌山の古着屋さんも「店内3300円以下」みたいな
広告も店頭に貼り、安いアピール。
古着屋KINJIやらちゃくちゃくちゃくやらセカストやら。
ええもん(私の場合安いも加わるけど)見つけるには時間かから。
特に古着は目で見んとわからんことも多いねんで。
ダメージもここまでなら許せるとか自分基準があるんよな。
何より眺めるだけでもかなり楽しい。
来てるおしゃれな人を眺めるのもええ。(バイヤーらしき人も来てるねんで)

「ダメージとかおかんの歳で着てたら、ただのボロやで」
「スカートの下にジーパンとか履くのやめて。浮浪者に見える」
とかめっちゃきつい指摘をもらうので、
この頃は、きれい目の古着のチョイスになってしまい
私としてはおもろない。

ゆっくりしていたせいで、ひでみちゃんと出かける時間になってしもて
着替える暇がなかった。
今日はカラオケレンタルの会社に5/27のイベントのレンタル料を相談に。
1日3万円やという。
しかし問題はそこやない。
「日曜日は定休日なので」ここやん。
レンタル屋さんが日曜日なんで休みやのん?
イベントは日曜日ですやんか、大体。と思うと急にテンションが落ちてもた。
謎は解けた。
ここの会社はカラオケを置いているお店のメンテナンスを
主にしてるらし。白妙の衣干すてふ天の香久山(無関係)
カラオケスナックやバーなどは日曜日休みの店が多いさけか。
高いと思ったけど値切らんかった。
大体、日曜出勤を希望するのは無理ってなもんや。
1日当にプラスとなるとかなり値が張ってまうやんか、なぁ。
と前に座った気の弱そうな営業さんの顔に心でつぶやいた。
相見つ取らせてもらいます、とだけいうた。

次にダンススクールの先生のところに。
全部社長が手配してくれ打ち合わせだけ行けばいいようにしてくれ
頼りになるやっちゃ、ひでみちゃん。
経歴もすごくて劇団四季にもいたという先生やったが
気さくで、真面目な印象やった。
話も真剣に聞いてくれ、ノッてくれた。
和歌山放送の番組の内容もちゃんと聞いてくれて
和歌山ウエイブスのきいちゃんの中身が私やということまで
知ってくれていてびっくりこきまろ。

こきまろから古希で思い出したけど
昨日の寛べえさんというアーティストさんの紹介文。
「古希というのは中国の漢詩人杜甫の詩の一説にある
『人生七十古来稀』から現在は70歳は稀(まれ)ではなく・・・」
なんちゅう、博学。
こんな紹介文まで学をねじ込んでくるとは。
寛べえさんを最初見た時、研究者か考古学者か理科の先生に違いないと思た。
独特の風貌、飄々として、声が高くて、
「次は水上置換で水素を集める実験ですが・・・」とか
「リトマス試験紙が青になったら・・・」とか
生徒に言うてる姿が思い浮かんだ。
(実際はIT関係の仕事だったらしい)
この人は絶対こんな仕事!と決めつけて全然違うというのも
よ~ある。
そういえばイカつい見てくれのアーティストさんが
郵便局員さんというのは和歌山演者の中では有名な話。

話は戻るけど、そのダンスの先生が
「おしゃれですね、靴も服も髪の毛も」と褒めてくれた。
今日はもう1日着たら洗おうとおもちゃあった濃紺のワンピースに
ナイキの二股スニーカー、眼鏡でドすっぴん。
このアンバランスないで立ちを、あえての崩しやと
わかってくれ、褒めてくれる人もおるんや
と、私の中のちっこい私は小躍りした。

先のレンタル屋さんで落ちたテンションは、ダンスホールの天井の
シャンデリアに引っかかった。

娘の家に直行して話すと
「崩しやのーて、崩れやな。お世辞に溺れるな」と厳しい一言。
ファッションリーダーへの道は険しく遠い。

  


Posted by こば at 23:54Comments(0)

2024年04月22日

ショッカー歌手登場



昨日はACW春のわかちかライブやった。
一応司会ということで出かけて行ったけど
そんなことはどうでもいい(ええんかい)。
歌や歌。
縄文式土器やないただのドキドキ。
そんな上がるんやったらせなええやんと思うけど
ここが、いちびりのつらいとこで、歌いたいけどへたっぴい。

一応、ショッカーのかぶりもんとクマの帽子を用意して
会場に向かうと、楽しみにしてるでぇといっぱい知ってる顔が
来てくれた。
差し入れもいっぱいもらい、嬉しさマックス。
演者さんはみんな慣れたもんで、あがりもせずに
(たま~にあがってるよて聞くけど、全然そうは見えず)
歌い喋る。
舞台は数やからと言われるけど、数やったら結構立っちゃある。
ほんでもこんだけ心臓疾患かと思うほどドキドキするのは
どないしたら解消されるんか。

そろそろ出番なんでショッカーを被ってみると
これ、思った以上にええわして!!
目のところだけにシャがかかっててサングラスをしたのと
変わらん快適さ。
口も開くし、ええやん。これやったら歌える。
ドキドキはトキトキぐらいになって何とか本番が終わったで。
これから歌う時は許される限り、これでやろうと心に誓う。

ところで、今日オトシャボを日月聴いているよ~という人が
来てくれてて声をかけてくれた。
わざわざ貴志川から来てくれたていうやんか。
嬉しくてなんかお礼のものはないかしらん、と袋をごそごそしたら
あ、おにぎりが1個あった。
「これ」と差し出し「さっきこうて来たやつやさけ」というたけど、
実際、気持ち悪かったやろな。
毒が入ってるとは思わんけど、なんかずだぶくろから出されてもなあ。
自分は全く気にせーへんけど、人はちゃう。
齢62にもなってそういう気遣いもできへんのかとその後猛省。
もう聴いてくれへんのちゃうかしらん。
「もっとドレッシーな衣装がいいと思いますよ」とアドバイスをもらったので
今度はドレスに身を包み、顔はショッカーで歌おう。

人との距離感というのは難し。
私は自分からぐいぐい行くとよく言われるけど
確かに初対面でもなんとも思わんし、
制限時間内にどれだけ道歩いてる人に話しかけられるか選手権
があったらええとこ行く気がする。
(そんなおとろし選手権がこのコンプライアンスのうるさい時代に
あるとは思えんが)
ほいでも、逆にぐいぐい来る人がめっちゃ苦手やねん。
精神的にも、身体も。
いやおばはんの身体なんて目当てにするかいな、とそういう意味ちゃうで。
腕を組んだりしにくる人おるやん。
あんまり親しくないのになんでやねん、と思う。
自分がしにいくのはええのに、人がすると嫌というのも
わがままには違いない。

昔連れション(女でもこういうのか)に行こうと誘われるのが
不思議でしゃーなかった。
連れタバコは見張りが必要やったので、それは行ったけど。
尿意があるわけではない、と断ったら
一緒に行ってという。
さみしがりやもんて、家でどないしてんねんな。

今度の28日は宇和ちゃんのステージにまた上げてくれるらしい。
ショッカーの覆面を忘れずに持っていこう。
宇和ちゃんとのオトシャボライブは6/23ルルホールでと決まった。
こっちもできればショッカーで。
  


Posted by こば at 03:20Comments(0)

2024年04月20日

きいちゃんのホームラン予告



昨日は独立リーグ和歌山ウェイブスの紀三井寺での試合に
㈱inntoroで行ってきた。
ひでみちゃんはオープニング司会、私はきいちゃんの中身。
着ぐるみ大好きな私。ものすごい楽しみやってん。
4時に県庁の人が持ってきてくれるという。

きいちゃん到着で、来るとなり一旦着てみようと提案し、胴体と足をつける。
なかなか動けるで。姿見で、ダンスを確認してみよ。
と、ここでいくつか問題勃発。
頭が、控室からでーへん。
関係者の人が斜めにしてぐりぐりしてやっと通れる感じ。
私頭つけたままぐりぐりされたら本物の頭までどっか行きそうな
勢いやんか。
結局、1塁側のベンチから出よう、これなら通るということになった。
それよりも、きいちゃんは土のところNGなんで、という。
そんなあほな。
そもそもの問題で、野球やで。
始球式岸本知事やで。
土あかんのやったらグラウンドに出られへん。
マウンドに立ち、始球式の相手役もできへん。
「この隅の端っこで踊ってもらったら」
いややん。みんなの前に出たいやん。
足にビニール巻きつけるかとか担いでいくかとか
色々案が出たけど、
結局レッドカーペットならぬグリーンカーペットを敷くことになった。
が、バッターボックスまで長さが足らなくて手前の左打ち。

挨拶、Tompeiさんの国歌斉唱の後、
カーペットをはみ出さんようにバッターボックスに移動して
カーペットをはみ出さんように踊る。
からの~ホームラン予告。
岸本さんはノーコンでぶつけられる勢いやった。
しかし、ここで倒れたらあかん。怒られる。
5回終わってTompeiさんのミニライブがあった。
めっちゃよかった。
「夢は途中」なんて選手にぴったり。
ここでまたきいちゃんで応援するはずやったのに
それを待たずに県関係者はすぐさまきいちゃんを連れて退却。
ティラノ持って行っとけばよかったわ。

ものすごく消化不良のまま、きいちゃん終了。
ほいでも思い出に残ったから、ええとしょう。
そうそう、
結果は11対1のコールド勝ち。
和歌山ウェイブスやったぜ!!!

野球に全く興味がなかった私やけど
実際球場で、バシッ、カーンという生音を聞いたら
力入った。
必死で見た。
礼儀正しいスポーツマンに久しくお目にかかってなかったけど
やっぱり、ええわ。
ほんでTompeiさんも野球好きということで歌に熱がこもっちゃあった。
歌声が素敵やったで。

歌と言えば、明日はわかちかでACWの恒例行事でございます。
正午からライブが行われ司会と3時ごろに1曲歌わせてもらえるということに。
またまたいちびりやして。
曲は沢田研二「時の過ぎゆくままに」でございます、
って誰が興味あんねんな(笑)。
と思いながら舞台で歌うのはめっちゃあがるので
プロレスラーのマスク着用しようかと・・・。
  


Posted by こば at 14:30Comments(0)

2024年04月18日

愛しのタンポポちゃん



伊勢志摩、鳥羽に行ってきた。
友達といこうと言うてたんやけど日程が合わず。
ライブ終わりにぶらりと書いてた通りのぶらりや。
行く道で「今日の安い宿」検索でホテルを探し、
ポイントも使って3300円。
着いてみると、なかなかええ部屋(喫煙)で
12階には展望露天風呂があるという。
25時までと書いてるのでその間に部屋の風呂で体を洗い、
ひたすら人の寝静まるのを待った甲斐があり、

だ~れもおらん。貸し切りやんか。
空が見える屋外を想像してたけど残念ながらちゃうかった。
ほいでも一人で泳ぎ、鼻歌を歌い、極楽極楽。
髪の毛を洗った後も長いことぬくもって、さあ出よとなったら
「タオルがない!!」
そや、行くときは部屋のバスタオルをご持参くださいて書いちゃあっと。
フロントでも言われた。
どうしよ!?どうする!?

こういう時、ピンチの対応力が試される。
まずはあらんかぎりの力で、ぶるぶるして水気を飛ばした。
イメージとしては雨の散歩帰りの犬。
ラッキーなことに私の頭は刈り上げで、割と飛ばしやすい。
で半分乾いた(と思えた)ので脱衣場のドライヤーで全身に風を送る。
髪の毛ももちろん乾かして、何事もなかったように浴衣を着て部屋に戻った。
1人でよかったわ。

次の日は向こうでも懐かしい友の顔も見~の
何よりこの間画像で見つけたセイウチのチューが伊勢シーパラダイスという水族館で
行われているらしい。
よー見たら鳥羽水族館も割合近くにあるやんか。
水族館の梯子も悪くな・・入館料2800円やて。鳥羽水族館、高っ。
当然2100円のシーパラに焦点が当たったけど、
3日前までじゃらんで予約したら1600円になったのに惜しいことした。
まあ3日前には考えてもなかったさけしゃーないわ。

も一回、よー見たらセイウチのタンポポちゃんは妊娠中で
イベントは参加できへんとある。
プールで泳ぐタンポポちゃんを見ながら涙ぐむ。
なんちゅうこっちゃ!!伊勢に来た意味がない!!と落胆したけど、
気を取り直して、ゴマアザラシやカワウソやペンギンを触らせてもろた。
と、振り返ると、タンポポちゃんがプールの外まで来てるやないか!!
走って駆け寄り、いのいちばんに触らせてもらい、
せめてもとヒゲに手を伸ばすと口の中にもスポッと手を吸うてくれた。
なんちゅう、ラッキー。
私の手を吸うたせいで出産がうまくいかんなんてことがありませんように。

割合狭いシーパラを何周もし、
隣の夫婦岩に行き、ロープでつながれた岩の周りに同じぐらいの岩もあった。
愛人A、B、Cと名付け、
お伊勢さんのおかげ横丁に行き、
最後に女性の願いを1つだけ叶えてくれるという神社に行った。

願いを1つ。
ここで私の動きはピタッと止まった。
その前のお伊勢さんでおみくじを引き、大吉を当てた。
待人、来る。
願事、叶う。
とあった。
願いをたった1つ。う~む。
はっ!!ちゃうわ。
これ一生と思うからでかく感じるけど、残り少ない一生やと考えたとしたら。
すぐに決めて下の願いを書いてほりこんどいた。
ぜぜこ儲けたらお礼参りに行くで。


なかなか帰りたくなくて海をぐるぐる回ってみた。
ほんものの海女さんとも話せて、短い時間やったけど
おもしゃいさすらいやった。


  


Posted by こば at 09:54Comments(0)

2024年04月18日

神を載せるとはおこがましいだろ~(byスギちゃん)



先日、LURUhallで「つむぎ人NEO」の1周年記念ライブに行ってきた。
(ゲストはtoEmiちゃん)
現場に行ったら知ってる人がうじゃうじゃおって、
うぇ~い、うぇ~いの嵐。
つむぎ人ひでさんは介護施設いちごの里の社長で
三味線を弾いて独特の歌を歌いあげる。
昔から知ってる人でソロのライブも
NEO結成やレコ発やらの節目には観に行っててん。
前にyoutubeにも出してもらい、
お世話になっちょります。

しか~し、私の目的はちゃう。
と言いながらスマホを忘れたことを爆後悔した。
午前中行った「てことこ市」は友達が一緒やし、
ひたすら喰って喋って喰って喋ってなのでなんら不自由はなかってん。
ほんでもここはちゃうやないかい。
男前の写真が撮られへん。ここ大事。
なんで今日に限ってと半泣きになっていると
救世主が入ってきたやないか。
「隣に座り!!!」と呼び、腕をビシバシ叩いて
写真を撮ってくれと頼んだ。

アーティストにとって、歌や演奏よりも顔が男前やからと
ファンになられるのは納得できやんに違いない。
「僕の歌を聴いてください!」とシャウトする人の願いを無視し
顔をただひたすらガン見する。
「僕の歌を・・・」聞いちゃいねえ。
そんな人間は僕のファンじゃない!とは人気商売なので言えずつらいところ。
「彼には彼女がちゃんといるのよ!!!」とか
「彼には奥さんがちゃんといるのよ!!!」とかいう注意を
時々受けるけど、
いやいやいや、
そんな人をどうこうしようともどうこうできるともそんな気はハナっからない。
隣に自分を置くことすらおこがましい。想像だにせーへん。
顔が好きなんであって、
その人のすべては私にはわからんし、興味がないねんもん。
すんごい性格がひんまがっててもそれはそれで受け入れる。

なのにその上、この方はアウトローのような風貌なのに
めちゃめちゃ優しいというおまけつき。
おまけじゃないな、豪華な付録付き。

おまけというたら(また話それるけど)
一時ファッション雑誌ムック本が流行ったことあったわな。
有名ブランドとコラボしたおまけがついちゃあった。
その分「本」ていうてる割になんもそこから得るものがない
綺麗な宣伝の写真ばっかしらしい。
なのにそこそこ高い。
不思議な現象やった。
財布や、バックなどで、こりゃブランドが安く手に入ると
買ってた人も多かったんやろ。
もう売りきれやんと友達は嘆いちゃあった。
ほいでもその雑誌が売れた数だけそのおまけを持つ人間が増える。
ブランド価値を下げるんとちゃうのか、と
ブランドもガチャピン・・・やなかったムック本も買わん側は余計な心配をする。
ユニクロよろしく
あっちからもこっちからもブランドおまけを持った人が歩いてくる。
いらんかったらしいおまけポーチを友達にもらったけど
終ぞ持ち歩くことはなかった。
わたしなんぞが持つことで一層ブランド価値は下がってまわ。

その点、HOTEIさんのおまけは唯一無二の
「にんげええ」というもので、
綺麗な彼女は彼のブランド価値を更に上げている。
もちろんそんなことは思いもせず、
愛しあい、音楽というもので繋がっているに違いないけど。

関わっている人のブランディングは
私には無理やし、考えると肩の荷が重いけど
せめて地に落とさんようにという
・・・いや、いっそ、踏みにじるってのもおもしゃいかもしれんな。

  


Posted by こば at 06:18Comments(0)

2024年04月13日

㈱inntoroのお仕事するひでみ社長



今日はinntoroのひでみ社長の秘書として
海南ノビノス図書館に同行(そないたいそな)。
実際、一緒に座って講座を受けてみるとえらいもんじょ。
友達のひでみちゃんが「ひでみ先生」になっちゃある。
言うことがものすごく説得力があるやんかいさ。
読むということは同じやけど、黙読・音読・朗読の違いとか
人の前で話したり読んだりする場合、お客様の「気」を読むことが大切とか
字の読める子供にも読み聞かせをすることがなんで必要なのか。
クレージングとかプロミネンスとか一般人には「?」の言葉も
わかりやすい例を持ち出してうまいこと説明すら。
楽しい短い文章を受講の生徒さんと一緒に読みながら
発音を都度都度直しつつ「いいですね」「そうですね」と声をかける。
文章を読むときの、声が大きいか小さいか、早いか遅いか、高いか低いか、までは測れる。
あとはニュワンス。これは感じなければできないことで「表象」という。
感じる部分を磨いていかなければならない。ええこと言わいしょ。

生徒さんの1人の課題が「間」やった。
これは私もアナウンス教室でも、歌の先生にも
口を酸っぱくして言われる課題で、ほんま難しい。
「間」を取らず読んだり話したりすることは人の心に届けへん。
そこに緊張だったりが入ると、もうダダダの鬼太郎(こりゃゲゲゲ)
じぇじえじぇはあまちゃん、ダダはウルトラマンの三面怪人。

この手の講座は受けたもんのおもろないてのも
結構あるけど、今日は実があったわ。

ノビノスで2回講座を持ち、取って返して7時から事務所で講座。
なかなかハードな社長業で、それに比べて私はのほほんとしたもんじょ。
(猛省・・・ほんまか)

夜は「あがらの和歌山出版記念パーティ」でアバロームへ。
テーブルは「へ」の7番。
このへってのが、なんか嫌やん。「せ」とか「つ」とかがええ。
探して座るがだーれも知らん。
知らん人の方が1から楽しくやれるのでええんやけどな。
総勢320名が集まり、司会は紀州文化の会の理事(やったか?)の
宇和ちゃん。
実行委員長の大江さん、知事から国会議員さん、市長代理、社長、と挨拶が続く。
紀三井寺前田住職の乾杯の後、
待ちに待ったごはん(失礼)。
こんなこともあろうかと行く道すがらカレーせんべいを腹に入れて
正解やった。
しかも回るテーブルの上に人数分かためて置かれ、一人ずつ取っていくという
システム。
回しにくいし取りにくいな~と言いながら自分の皿にはよはよ移す(取ったんかい)。
早食いを活かし、食事の合間にテーブルを回り、
知事はじめ色んな人と話をした。
「今日はかわいいやん」という人には「いつもや、いつも」と悪態をつき
ハイタッチをし、自分の席のご馳走を早食いし、テーブルを回り、
藪ちゃんを応援し、帰ってきた。

こういうところは性に合わん。
えらいさんとも話すのも大変やし、
えらいさんもよーさん話しかけるさけ覚えてないやろ。
大変やわ。
それに気ぃ使う(使ってないように見えても)。
ほいでも行かなわからんこともあるし、ええ出会いもある。
㈱inntoroの名前だけでも憶えて帰ってよ。

明日はつむぎ人NEOさんのライブを観に行く。
その後、ぶらっとどっかいってこよう。
  


Posted by こば at 23:45Comments(0)

2024年04月12日

犬は確かに犬臭い



サクラももう終わりやなあ。
花の種類は色々あれど、や、こんなにみんなに見上げられ愛されてる花は
そないない。
昨日「咲く桜 残る桜も 散る桜」とお手伝い先で言うた人がいて
間髪入れず「ガラシャでしょ」というた。
車に乗ってから「良寛や」と気づいたけど
今更戻って「さっきのはな~」と言うのも恥ずかし。
こういう間違いは、まま、ある。
知ったかぶっていうもんやない。
ちなみにガラシャの辞世の句は「~花も花なれ 人も人なれ」やった。
なんとタイムリーにどこぞの知事が職業差別発言をして
この句をいうたというのがニュースで載ってた。
あの人の表現はまさしく、自分たちのエリート意識から出たもんで
職業差別というよりそう思って生きてきた人の当たり前の発言なんやろな。
エリートって何を指してエリートというのか。
冠持ってる人間は冠に値することをしてるんか。
大事にするやつはそれをしがまえたまま死ねばいいので
他の人の仕事や学歴をとやかく言う必要はないのだ。

先日「駐車場内でのUターン禁止とでっかい看板を見た。
せちがらい、Uターンぐらいええやないかいと思うが、その中で車ぶつけられたやの
ちゅうクレームがでたんかもしれへん。
「犬の糞は持ち帰りましょう」はわかるが「犬に糞や尿をさせるな」という
看板も時々ある。
出物腫れ物所かまわず、やないのか。
その始末をしろというのは飼い主の責任やけど
糞や尿は犬がするもので、しゃーないんちゃうか。

昔犬を4匹飼っていた話は書いたかもしれん。
野良犬あがりであほ犬揃いやった。
餌だけは競い合ってむしゃむしゃ食べどんどん大きくなり、
犬小屋に入らなくなったので、前の庭を大きな柵で囲って
どでかい犬舎を作った。
一緒に入れたら入れたで喧嘩をして
止めに入った私もよー噛まれたり、
やたらめったら穴を掘ったり、
4つに区切った犬小屋に一緒に入ったり
これはこれで弊害があっと。
毎日暑い日も寒い日も雨の日も散歩に行かねばならず
なかなかに大変やった。
暑い日は日が昇る前、寒い日は日が落ちる前
でかい4匹を連れて散歩に行く。
家族のだれかをつれていくときは2匹ずつ。
最初は河原で散歩をしていたが、アキレスけんを切り
坂道がなかなかきつくなった。
んで、近所を30分ぐらいブラブラしとってんな。
ずいぶん前、息子と2匹ずつで散歩をしてた時、
ある家の前に停めていた車のタイヤに1匹がおしっこをしてしもた。
すぐ引っ張ったので道に点々とおしっこが垂れた。
と、そこの人が出てきて
こんな怒るかというほどものすごい勢いでどなられてんな。
「すみません。すぐ家から水を持ってきて流します」
「そんなレベルじゃない!アホ犬とこの前を通るのもやめて」
ずっと怒鳴っている。
「犬臭い!」「河原にいき!」「なってないわ」「その子は謝らんのやね」
「犬も犬やし、子供も子供やね。おたくの教育ができてないから」
中学生ぐらいやった息子はずっとそのおばさんの顔を見ていた。
息子が連れていた2匹もおすわりの体制でおばさんを見ていた。

「ここは私道ですか?」黙っていた息子がやっと口を開いた。
「え?」「あなたの道ですかと聞いてます」「うちの前やないの」
「道に車を置いているのがおかしいんです」「うちの前やないの」
「じゃあ、今後はこの道は通りません。なのであなたもうちの前を通らないでください」
もういいですか、というて息子は謝る私を促し、歩き出した。
これからは水もって歩かんとな、こういうこともあるさけな、と私。
しばらく黙って歩いていた息子やったけど

「怖かったーーーー」とため息とともにいうた。(怖かったんかい)

夜に夫が帰って来てからつい話してしもた。
息子の言うた内容も伝えたら、そのまま飛び出していった。
止める間もなかった。
30分ほどして帰ってきた。息子の言葉をわかりやすく伝えてきたという。
「うちの前通ったらぶち殺すぞクソババア」
「おんどれ、うちの息子を悪いうたらしいやないか。おまえとこの息子だせ!
わしが目の前でこんなクソババアに育てられた息子みてボロクソいうたる」
「うちの犬が犬臭いていうんやったら、ここの前はババア臭いのぅ」
とまあ要約したらこんな感じ。
しばらく火でもつけられへんかと生きた心地せんかったわ。


  


Posted by こば at 11:14Comments(3)

2024年04月10日

タンポポとライオンの毛のような私の昼寝



おとつい夜中、昨日の早朝とどえらい雨やった。
孫の小学校入学式やのにと空を見上げる。
雨ということで学校まで送ろうと迎えに行くと、
小さな体で大きなランドセルを背負い、
いっちょうらに三つ編みの孫。
ああ、もうこんなに大きなったんやと思う。
(たまには祖母らしいことを書いてみた)

昨日はオトシャボの収録で、この間は風呂で寝て
遅刻したもんで、ちょっと早めに行った(反省が垣間見える)。
有難いことにメールの数はおそらく過去最高ではあるまいか。
ものごっつい嬉しいやんかいさ。
いつも3階のPCで印刷してきてくれるんやが、
持ってる感じでわかる。
指先だけでつまめる程度の時も多い。
生放送やったらリアルタイムで反応できるのによー
とリスナーさんにも言うてもらう。
それはそれで、反応も怖いし、自分が信用ならん。
言うたらあかんことを意識しすぎて絶対無口になるで。

男の顔のシワは魅力になる。
女のそれは老けた象徴みたいに言われんのに不公平な話や。
昨日は「木の切り株の年輪みたいな顔のオトコもおるわなあ」という話をした。
これは放送禁止用語ではないが悪口に聞こえるかもしれん。
いや、私が言いたかったんは、そんな男の方が
エステに通う男よりもずっとええ。
このニュワンスは伝わったかしらん。
「日焼け止めは欠かせません」なんで白い方がきれいやと思うねん。
男女今はジェンダーで関係ないと言われても
デートの途中でクリームやリップ塗られたら引くわ。
しかも自分より肌綺麗なオトコが横におるってどうよ。

かといって年輪切り株カップルがイチャイチャしてるのは
もっと見てられん。
切り株のようなわが身を考えて、もって他山の石とすべし。
この間、youtubeを見てたら
マツコ・デラックスに「派手な服をやめられないし彼氏がほしい」
という相談があった。
「そんな恰好をしてる限り彼氏はできない。
でも自分を貫くことは何より大切で、楽しいこと。
男がいないと不幸みたいに考えることがそもそも間違ってる」
そうか、そうなのね。
と目からうろこが落ちた気がした。
あぁ、思い出した!今度本に載せてもらえるエッセイに
「私は一人でも楽しめることを立証してやる」と書いたんやった!
まあ、これは酸っぱいブドウというイソップの寓話の負け惜しみって
やつやろけど。

今日は橋本にイベントの営業に行ったけど高いな~の一言。
(こんなダイレクトじゃないけどイメージね)
「そしたら自分のところでやりはったら?」とだけ言うて後にした。
企画内容も置いてきた。
(キレてないですよ~by小力)
イベントは高い。その分の価値はある、と考えもらえて初めて成立する。
帰りにかつらぎで河川敷に寝転んでそのまま寝てしもた。
なんといううららかな日。
起きたらすっかり気持ちが前向きになった。
私の持っていきかたや企画書が悪かったんやないかしらん。
そもそも、
みんなが笑えたら、どこがイベントをやろうが関係ないこっちゃ。
自分とこが儲けるというのは結果論。そや、そういうこっちゃ。
色白の男子諸君よ、
日光は結構な効果があるで。
美白いうてる前に、お日さんでビタミンDと
タフな精神力を作ろうやないか。
ついでに酸っぱいブドウも甘なってるかもしれん。

  


Posted by こば at 20:57Comments(0)