2024年04月26日

覆面を友達に貸してあげたショッカー

覆面を友達に貸してあげたショッカー


昨日は和歌山ウェイブスの首脳陣(かっこええ)と
今後の打ち合わせ。
なかなか楽しい方々で、こんなんどーかなという提案も
素直に「そりゃええ」と乗ってくれる。
ただ、財政難は否めん。
ああ、こういう時私が大富豪やったら!と思う。
ポンと1000万とか「使いなあ」と男前に出せたら。
選手もそれを応援する人々も「お金がない」という現実に
どこまで頑張れるのかという不安な日々を送っちゃある。
なので、国歌斉唱にはなんとか友達の宮本静ちゃんや理恵先生に
頼み込み、やってもらえることに。
私も大歌手になった暁には(いつ?)和歌山ウェイブスの試合前に
学生時代歌ったことのない国歌を歌いあげましょうぞ。

ここの社長さんはよー笑うおばはんで(たいへんな失礼)、
この人を前面に出す方が、共感できる人も多いと思う。
ユニフォーム着てる選手はだれがだれか全く覚えられへん。
その点、この人は去年までは応援団、今年から社長に祭り上げられた人で
おめでたい感じがまたええ。
化粧もほとんどせず、試合開始まであちこちに声をかけて
感謝を伝え走り回る。
社長然としてない腰の低い人なので、絶対あった人は好きになると思う。

会った時の印象の好き嫌いは絶対にある。
嫌な感じから何度か会ってるうちに好転するというのはあるけど
こういうオフィシャルな人の場合、
初対面で嫌な感じがしない、というのは得やで。
頼むことが多い球団にとってきっと勝利の女神になるはずや。

その後アナウンス教室に行った。
今日の課題は一つの物語を読んで、それを自分らしく標準語で
誰かに伝えるという難易度の高いお題やった。
物語は「稲村ジェーン」やのうて「稲むらの火」。
ご存じ濱口梧陵さんの話
「1854年(嘉永7年/安政元年)の安政南海地震による
津波に際しての出来事をもとにした物語。
地震後の津波への警戒と早期避難の重要性、
人命救助のための犠牲的精神の発揮を説く。」
とある。
ご存じというたけど、実際私がこの話を聞いたのは高校生ぐらいの時で
しかも津波というワードがその時には染みなんだ。
あの東日本大震災3.11があるまでは。
それはともかく、なかなか人に物語や映画なんぞを伝えるのは
大変難しい。
ストーリーを伝える。
自分が感動した部分を伝える。
読書感想文ならうまいこと書ける自信があるけど
これ、言葉でってなかなか難しいで。
消しゴムないもん。
自分の中で順序だてて話す。
「全然わからん」と私が一生懸命話しても伝わらん。
映画などは伏線もあるのでそれをどのタイミングで話すんか。
うまい人間もおるわな。
聞いた後、その映画を見たかのような気分になる。
小説を読んだような気分にもなる。

そういう人間は道を人に教えるのも上手い。
脳の仕組みがちゃうんやと思う。
その頭の中には道が見えていて、それを自分も進みながら教えてんねん。
私やと「ここばーっとまっすぐいくやろ。ほな店が見えてきて
なんの店か忘れたけどおきいのがあんねん。
そこを多分やけど左にいってな。
そこからえーとどないやったかいな」
てこんな感じ。
映画の2時間半や1冊の物語を語るのは無理てもんやろ。



Posted by こば at 11:06│Comments(0)
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