小林依子の日常雑記

６０歳の還暦になった。
みんなそうやと思うけど、60年生きてきた感覚が全くない。
あっという間になってしもた、というだけ。
ほんでも会社のみんなからTシャツをもらい、その気になってめっちゃ嬉しなってきた。
会社メンバーからは他にも高価なプレゼントを買ってますよ！と言われたが
これが気に入ってん。
59歳よりも60歳の方がええ人生が来る気がしてとにかくテンション高く生きている。
ちなみに30歳は半還暦、120歳は大還暦というらしい。
んなあほな、生きられるか！とも言い切られへん高齢化社会が来ている。

＜赤ちゃんと長老の話＞

「60歳の還暦おめでとう」
「ありがとうございます。長老。長老は確か今年120歳の大還暦でしたよね。あの～MBSやったかIPHやったかの細胞ができて…」
「ラジオかーーー！、携帯かーーー！。それを言うならiPS。つっこみも衰えてないやろ？
それで自己複製能力で悪いところはどんどん自分の細胞が治してくれる。私は大大還暦も大大大大大還暦も迎えることができるのじゃ」

長老は実験材料として選ばれた人造人間だ。次に続く人はなかなか現れず、人のあこがれだった不老不死をいざ目にしてみると、ただ怖かった。
60は思った。人の命は限られているからその間は輝けるのに。
ずっと永遠に生きるのが幸せなんかどうか・・・

「ま～たそんなこと言うて。幸せに決まってるやろ」
「なんで、僕今つぶやいてました？」
「お前の脳にブレインダイブしたんだよ。人の思ってることもすべてわかるんよ」

「こわっ！！！」今度は結構大きな声でいうた。「こわっ！！！」
その声に長老は少しむっとしたが、凡人にはわからんのだろうと思い返した。そう私は選ばれしもの
人の中でも神に近い・・・いや、むしろ神だ。

その時、長老の携帯が鳴った。孫の死を知らせる電話だった。
「すぐ行く」長老は100ｍ10秒の速さで走り去った。

そこは飛ぶとかやないんかい。60はブレインダイブされんようにかなり距離があいてからこっそり思った。

  

誕生日からIKORAブログを始めてみよかいなーと思っちゃあった。
今日FMバナナバナナ「オトコなんてシャボン玉」の録音で相方の宇和ちゃんからプレゼントをもろた。
めっちゃ嬉しいやないかーい
その記念として今日からやな、と考えを改めた次第。
何卒よろしゅう

カエルとクマの染之助染太郎バージョンオブジェ。
この縮小率のええ加減さ。無茶苦茶やん
どっちもなんとの〜人気があるさけ並べときゃええかてなもんや。

「おい、そこの茶色。
そうお前、プーかテッドか森のか知らんけど、おれ傘回すさけ、ゲロって合図したら頭に乗せてるマスを投げるんやど」
「ラジャー、大佐」
「俺ケロロちゃうど！ええか、ゲロでポイやど」
「ゲロポイか……緊張するわー。鮭やったら川から岸に投げたことあるけど、鱒は初めてやからな……て、そっちのマスちゃうかー(笑)
あれ？今気づいたけど俺、前足短て頭まで届かんやん！爪思いっきり立てて前足振り回したらギリ行けるか」
ブルンブルン、
クマの鋭い爪は隣で回る赤い傘を突き破りカエルの脳天に突き刺さった。

「ギャーーーーゲーーロ」

「合図や」クマは前足を振り回したおかげで頭から転げ落ちたマスを投げた。

・・・お後がよろしいようで。

書きながらオチつけるのが、難しくてマスやの～て【サイ】投げたの巻。

隣の勝浦で買ってきてくれた那智黒のカエル　
こういうリアルな気持ち悪い方が好み　
背中のブツブツや
動くもんには飛びついたろかいという座った目。

こいつの物語はまた後日。
宇和ちゃんありがとう