2023年07月31日

ライブにだいぶ慣れたデブ



連日、ライブ三昧やった。
それぞれ、めっちゃよかったで(どの立場でいうとるのか)。
心、ノリノリ。
音楽って素敵ね~(というどこにでもあるコメント)。

ライブハウスは音楽が全く分からん人間にとって
高い壁やねん。
みんな聴きに来てね~ていうけど
一人で行くことが多かった人間にとって
あのドアを開けることがどんだけハードル高いか。
何しに来たの?という場違い感。
座り心地の悪い椅子。
どのタイミングでドリンクを注文すればええのか。
まだわからんなりにも、知ってる曲が流れればええけど
自分の好きな音楽とは違う場合も
まったくわからんちんぷんかんの音楽の場合もある。

2時間地獄。

手拍子もしてええもんか。
曲終わりの拍手は全力でする。
縦のりも横のりも隣の人を見ながらする。
馴染もうとする努力は認めてくれ。
新参もんには優しくしてくれ。

ライブハウスの人も、演者さんも決してそんな
意地悪をするつもりはないんよな。
ほんでもこっちが構えてまう。
楽器もできず、歌もへたっぴい。
せめて聴こうと思ってるこっちにはなんとなくの負い目があんねん。

以前は出かけるまでの壁があった。
夫が存命の時は「何しにいくねん」と全否定された。
楽しみに、というと「どこのだれかわからん人間の歌聴いて面白いんか」
「スナックでカラオケ歌ったらええやんか」
それこそどこのだれかわからん酔っぱらいの歌、聴かんならんやんけ!
そんなんやったら一人カラオケ行くわい、と思ったが言わん。
言うても分かり合えんと思ったし、
もしも説き伏せて「じゃあ、ライブとやらに一緒に行こう」
なんて言われたら最悪の展開やとわかっていたのでコソコソ出かけてた。

そのベルリンの壁が崩れた今、結構な頻度で出かけている。
息子がいるときもあるが「適当に食べとく。いってらっしゃい。気をつけて」
の天使の3つのささやきで出かけらるんじゃー。アカレンジャー。
なので演者の方々とも、
ライブハウスの方々とも
だいぶ、顔みしりになってきて嬉しい。

フ~~なんて声も出せるようになってきた。
(ライブ上級者っぽい)
その中でも好きな音楽の人もでき(推しってやつ?)
オリジナルも覚えて口ずさめる。
(これもライブ上級者っぽい)
頭の上で斜めに打つ手拍子も覚え、
アンコールのタイミングもちゃんとわかってきた。
(ええど、私!)

後は自分のライブを開くだけや。
「調子のりが!!」
それこそ雲の上から雷が落ちそうな気ぃすら。


  


Posted by こば at 22:21Comments(2)

2023年07月30日

孫もりは重労働・・・



今日は息子のお弁当を作る日。
朝からもう暑いのでここらで一発気合を入れなあかん。
「スリラー(byマイケルジャクソン)」を踊ってみた。
でかい音量とドスンドスンで息子が降りてきて
「朝っぱらからこの状態、日本中で一人やわ、多分」
腕を上げながら横移動をする丁度佳境に入った時に言うた。

日本で一人というのはものすごいことやで。
この瞬間に死ぬ人も複数いてるはず。
機嫌が爆上がりして鼻歌交じりにオムレツを作った。

今日は気合を入れなあかん理由がもう一つある。
「5歳の孫もり」
ようやく孫の上げ下しから体調が戻ったが、
娘が仕事で朝から夕方までのお役をまた担っている。
これがなかなか大変。
一緒にダンスをしたり、
流行りの歌を大声でうたったり、それも
「ちゅ、かわいくてご・め・ん~」と全然かわいない2人が歌う地獄絵図。
ケンケンパしたり、
ボール投げをしたり、
買い物に連れて行ったり、ご飯作ったりせねばならん。
孫もりを嬉々としてしているばーちゃんは偉い。
私はとてもやない。10分で飽きる。

日常の延長線上にはないこともせなならん。
その最たるもんが「おままごと」。
これマジで苦手というか、嫌いやねん。

小さい頃私もした気がする。
ほんでもや、そこが一人っ子との違いなのか、
単体でやった。
お父さんも(おらんかったが一応)、お母さんも
お姉さんも赤ちゃんも一人で声色変えて遊んだ。
人形は一つやったけど、
なんでも例えばビンでも
並べときゃ、お母さんになったもんや。

今は違う。私が買ったのが悪いんやけど
メルちゃんが3体おる。
1体を差し出されて、ピンクのおうちの中で
ピンクのベットで眠る。
「おはよう!」
朝起きた時から始まり、お母さんメルちゃんは
ピンクのシステムキッチンの前で料理にかかる。
赤ちゃんメルちゃんはピンクベビーバギーの中で寝てる。

頭わきそうや。

時々私の担当メルちゃんは、もう気がへんになったダンスをし
頭から床に倒れこみ
「あ~痛い。ちょっと病院に行ってくるね」と戦線離脱しようとするが
「大丈夫よ、私が連れて行ってあげる」。
これまたピンクの病院に連れていかれ、
「ちょっと打っただけですね、お注射しておきましょう」
と2役3役をこなす孫の担当のメルちゃんに言われてまう。
トホホ。メルちゃんともども解放してくれ。

何がおもろいねん!

今日はなんとしてもそのごっこをやりたくない。
そこで
ええこと思いついた。
「今日はニフレルにいかん?」
ニフレルとは千里にある体験型動物園で
前に会社の遠足で連れてもらい楽しみすぎて
時間が足りず十分遊べんかった思い出がある。
「いく~~~」と5歳が引っ掛かったが
中1の上の孫は「いかん」
ノリ悪ぅ。
ここまで年齢が離れると同じ目的ではなかなか足並みがそろわん。

・・・諦めんぞ、第2弾や。
「イオンいかん?」「行く」と2人がそろい、
上の孫は映画に山盛りポップコーンとコーラを持たせ掘り込み、
下の孫はポムの樹でオムライスをゆっくり食わせたあと、
「かわいい髪ゴムとTシャツが欲しい」と
あちこちの店を見て回る。
少々の出費は目をつぶろう。
ニフレルへの高速代・ガソリン代・入場料やと考えよう。
ふと見ると、これもかわいい、あれもすてきと
アクセサリー用の小さいかごいっぱいに髪ゴムがはいってるやないか。
おばはんの100均か。
キッズブランドのTシャツを先に買ったのがまずかった。
「えっと、髪の毛をそんないっぺんにくくれやんやろ?」
と諫めると
「当り前よ、交代でつけていくんやもん」
とにかく3つまで!と注文を付けてそれでも1個500円で1500円。

あほか!とも言えず、それから
アイスが食べたいだの、プリンが食べたいだの、
そらま~大人でも目の前においしそうなもんがあったら
急に食べたなったりするけど。
2人揃って「なんかお腹すいた」
マクドでこらえてくれというてドライブスルーして帰ってきた。
私の気持ちとしてはマクド自体をスルーしたかった。

3時に家に着くや否や「メルちゃんはイオンにいったのよ~」
と始まった・・・。
私の散財とこの疲れはなんやったんや。
娘、早く帰って来てくれー!

  


Posted by こば at 00:07Comments(2)

2023年07月27日

怪物だ~れだ。おのればえのミョウガ!



周囲が口を揃えて「ええで」というので
今更感はあるもんのジストシネマに「怪物」を見に走った。
この筋は
同じシチュエーションを母子家庭の母親・暴力教師という汚名を着せられた教師・
そして当事者の小学5年生。
それぞれの立場から描くという伏線回収もの(簡単に言うとやで)。

結局、怪物は誰(何?)やったんか。

私は現代社会やと思う。(不正解かもしれんけど)

おかんも先公もガキも悪いし、同時に現実の被害者てことや。
観ながら、これってフィクションよなあ、ここまで
親子関係も学校教育もちぎれてないよな。と思た。
子供は嘘をつくもんなんやで、おかん!
教師は聖職なんやで、先公!
どこまでかの限度を知れよ、ガキども!
ども、と書いたんは主人公だけやない。
子供たちがちょっとずつへんやもん。
先生たちの立ち位置もへんや。
今の教育の現場が無気力やったり、
モンペア対策を講じていたり。
ほんまにあのまんま現実やったら
初等教育は崩壊すら、やなく、もうしてら!

で結局、主人公とその友達は死んでしもたってことかな。
死んだけど生き生きとしているという不思議なエンディングやった。
役者さんはさすがにみんなうまいな~。
そんな人達が実在すると思わざるを得ない自然な演技。

ところで館内は今日80人のキャパに5人やった。
しかも途中で1人はまさかの退席で、私と1組のご夫婦と(しかも夫の方は寝てた)
女性ひとり。
私が一番最初に席を入り口に近いところに取ったんやで。
始まってみると、なぜか結構かたまって座ってるという・・・。
映画のエンディングぐらい不思議やっと。
近かったので、ポップコーンを口の中で溶かさなあかんことになった。
大胆にがばっ、きゅきゅきゅ、ごっくんしたかったのに。

映画は席が空いてるんやったら、ばらけよう。

この映画を見た人と感想を語り合いたい。


  


Posted by こば at 23:13Comments(2)

2023年07月26日

暴力よりも実家暮らしが嫌われるとは・・・・



もっと他にあるやろ。結婚したくない条件。

この頃ゴミ収集場にカラスが来ぉへん。
私のところにはフェンスがないので
対策として黄色い網をかけたが
その網の下からくちばしを差し込んで荒らす。
やりよる。
見つけたら「こら~!」と追い払って掃除をするんやけど
本気で怒らんのがわかるんか
遠くへ飛び立つこともなくちょっと距離を置いて
「また俺様のために美味いゴミを集めな!」という目で見ている。
「ゴミだけでなく人をも見切るとは。おぬしできるな」という目で対峙する。

が、この頃は見ない。
ゴミも安泰や。それはええねんけど、どうしたんやろ。
想像やが、アスファルトの熱さに足の裏をやけどしたんちゃうか。

「あかん、降りるな、
人間より強敵や」という通達がカラスコミュニティに流れた。
やけどしたカラスは七つの子の親父で、
「あんた、どうするの?
餌ものぅて子供らひもじい思いしてるちゅーのに、カァ」
足の裏がズルムケでマイホームの木の枝のささくれでさえ飛び上がる。
そんな状態の俺にどうせーちゅうんじゃい。
ぶつぶついうんならお前が行かんかい!
この頃は雄雌平等やろがい!とは思うが、きつい口調はまずい。

「すまんなぁ、お前。あっちに車に轢かれた野良猫が見える。
ちょっと行って咥えてきてくれんカァ?」
「この宿六が!」といって嫁カラスは飛び立った。
野良猫が横たわるアスファルトの熱さをお前も思い知るがいい!
しばらくして普通に嫁は帰って来て
自分がむしゃむしゃ死肉を食べ、子供たちにも食べさせた。
「俺の分は?いやそれよりどうやって?」
「あのな、なんぼでもやりようあんねん。
①猫の耳を噛んで陰まで少し移動させる
②飛びながら少しづつ肉をついばむ
③猫の胴体に着地して食べる
あんたの頭は何のためについてんの?」
カラスは悔しかった。悔しかったが空腹のために
死んだ猫の元に向かった。
あれ?おばはんが「かわいそうに」いうて
猫をタオルでくるんで段ボールの中に安置してるやんか。
余計なことを!
おばはんの行動の半分は余計なことでできています。
バファリンか。

おばはんは「お前か!猫の肉つついたんは!!
この疫病神!ほやからカラス嫌いなんよ!」と悪態をついて
家の前を掃除していたのか
持っていた箒で攻撃してきた。
「なにおぅ。こっちは空腹でいらだってんねん!」
受けてたっちゃる!!
そしてカラスは戦闘態勢を整えるべく、おばはんの前に降りた。

あつつつつぅぅぅ!

カラスは賢いけどたまには同じ轍(てつ)を踏むやつもおる。

想像をしているとかわいそうな気がしてきた。
生まれ変わるならカラスと明言している私やけど
こんな目にあうんやったらカラスはやめとこかな。


  


Posted by こば at 11:12Comments(0)

2023年07月25日

た~まや~か~ぎや~オトシャボや~~



写真は撮る時間がなかったので友達のを借りパク。

先日『港まつり2023』が行われた。
普段は無関係なのになんと、
FM877「オトシャボ」の生中継をするという。
中埠頭万トンバースの真ん前に黄色いコメット号をおいて
そこからやるて決まった時から
めっちゃ嬉しい。ワクワクがとまらんちん。

前日は余りの嬉しさに眠れず。(いつもやったら5分もたん)
港まつりは40数年ぶり。
この胸の高鳴りはドキドキ
・・・・不整脈(ちゃうわ)。

その前に和歌浦芸術区で行われた
つむぎ人NEOのレコ発Liveに行ってきた。
つむぎ人HIDEさんとは何年前かに
司会してた時お初に会うた。
個人的に津軽三味線が好きやったのでその後もLiveに
お邪魔してたりしててんけど。
今回、むさこい男子会のHOTEIさんとのユニットで
更に皿に沙羅に(誰?)よかった。
和歌浦芸術区の赤い円形のステージ、これがまた
妖艶な感じでええやおまへんか。
ほんまは最後まで見たかったけど、アンコール前に
早退して港まつりへひろみGO!
(へへへい へへへい おいで 遊ぼう~~
てこれあの顔やさけ許せるもんの
不細工やったら袋叩きに会うレベルの歌やんな)

途中でもう車が入れないということで歩く。
暑い。しかし心は早歩き。
「ここか~~」もう道にはいっぱいの屋台が並んでいて
きょろきょろしてまわ。
5時に到着して本番は8時から9時。
もろた唐揚げ弁当をダッシュで食べ、
それでも胃の半分ぐらい・・・。
なんか買いに行こ!と財布を握りしめたら
言うてる間に蔵さんも来て、宇和ちゃんと3人で屋台に。

2人は凍らしたイチゴてなもんを食べてる。
ほやからそんなもんは胃には溜まらんのやて。
ここは塩タン串か肉巻きおにぎりや。
射的をしたり輪投げをしたりして思う存分・・・?
いや、もっと遊びたかった。
宇和ちゃんに買ってもらった10円パン。
10円玉とそっくりなクリームチーズ入りのパン。
500円なり。
なんか詐欺にあった気分がするんは私だけ?

なんやかんやで生本番が始まったが
目の前に打ち上げられる花火に「うわうわ~きれいや~」
「ええどええど」とあまりにも感動し、
心揺さぶられ、
見るのに必死や。口開けて見る。
でかいのん。低いのん。色変わるわ、形変わるわ。
どか~んのあとひょろひょろひょろキラキラキラと落ちてくる。
みんな絶対口開けて見てるはず。(暗て見えへんったけど絶対そう)
花火とぱっくりの口をこの会場にいた全員と共有できた。
とまた感動!!

1時間はそれだけで終わってしまい、
友達からは「あんたが喜んでただけで、なんも伝わらんかったわ」
と厳しい批評。
聴いてくれた人、ごめんちゃい。
なんせ40数年ぶり、はしゃぐぐらい許してちょんまげ。
  


Posted by こば at 19:24Comments(0)

2023年07月23日

最後の晩餐



個人的に忙しい。
忙しいてのは悪いことやないよな。
会社の業務はまだ残ってるけど、
やらされる忙しさやなく
自分が『能動的に呼び込んで動く忙しさ』はむしろ楽しくてしゃーない。

先日久しぶりの友達2人とランチをした。
この昔女子(失礼)はランチが好きで、
あちこちの食べ歩きをしちゃある。
ま~姦しい。
あれだけ喋っていつ食べてるんやろか。
かしましいに女3という感じを当てはめるのはわかるけど
強姦いう字に女3はきついやろ。

今回は個室バイキングイタリア食堂やて。
バイキングと聞いて俄然行く気になってんけど
イメージは自分が思ってるのとはちょっと違った。
まあ1300円という値段からして、そらそやろな。
その後はダイワロイネットでお茶。
これはチケットをもらったのでケーキとドリンクが食べられたけど
ホテルでってのは私には手が届かん。
もう2度と行くことはないやろな。
お金という意味ももちろんあるけど
私みたいなもんが足を踏み入れるべきやない。
百貨店もそうや。
ダッシュでトイレ借りるだけ(借りるんかい)。
もちろん2人とのおばはん会(女子会というのはおこがましい)は
楽しかったんやで。
そこは誤解のないように。
ただ食べ物に使うお金のレベルが明らかにちゃうわ。
色んな所のランチに行くのが楽しみで~という人の
エンゲル係数はなんぼなんや。

旅に行ってもご当地の食べ物に全く興味はない。
美食家とかグルメの人間をうらやましいとも思わん。
テレビでうわ~チーズがとろ~りハンバーグ
まだこれは腹いっぱいになるからええとしよ。
桃1つを丸ごと使ったスィーツ
2000円とか3000円とか。
あほかい。
時給なんぼで働いてんねん。
ぐるナイとかトリュフかけのなんたら5800円とか。
芸能人と我々庶民は違うんやと自覚せなあかん。

専業主婦でも時々は自分へのご褒美においしいものを
てなことをぬかして(失礼)
百貨店のバイキングとか、よーさん座ってるやん。
何回、自分へのご褒美すんねん。
(私も本とかフィギュアとか買うくせにというなかれ)
「この贅沢な時間を過ごすことで、また頑張れる」
何を頑張るん?
そんなええもん食べいでも、頑張ってる人はなんぼでもおる。
ただ、この人と過ごすにはこれを食べねばならんという
費用対効果があるん場合にはこの限りではない。

「極上の孤独」下重暁子さんの本を読んだ。
寂しさという感情と孤独という状態は似て非なものだと
結局、そう言うてくれるのを求めてチョイスしたんやろ私。
これもまた金持ちの作者と自分との違いを感じただけやったんで
そっこー捨てた。
本は部屋にあふれているけど
・また読みたいと思う
・読まんやろうけど、感銘を受けたものと一緒に過ごしたい
この2種類を残し後は捨てることにしてる。

これも金を無駄に使っているということでは
ランチの女王たちと五十歩百歩かもしれん。



  


Posted by こば at 08:45Comments(0)

2023年07月21日

出稼ぎアーティスト



昨夜は風子ちゃんのライブに行ってきた。
音響がいいのか(失礼)とてもギターもお歌も上手で
今回はなんとMCもすごくうまかった。
お客さんとの絡みもちゃんとできており
さすがアフリカ帰りの出稼ぎ歌手。
どんどん、場慣れしてアーティストになっている。

ウクレレ片手のかわいらしい&何言うてんのかわからんMCが
ほんまにおもしゃいKenGo!君、
入れ歯がいつ飛び出してもおかしくないベテランぼぅさんが
新しいユニットで登場。
今回は世界のロマンチストエロピストン君も来ていたし
終わった後一緒にラーメンを食べに行き、
めっちゃ楽しい時間を過ごした。
アフターライブなんて酒飲まん人間は行くことが少ないんやもん。
ピストン君のCDはじめ、
ほかの友達にもよーさんプレゼントをもらい
鞄パンパン得したでぇ~。
(私が出たわけでもないのに)

ところで友達に聞いて『ちゃっとGTP』ちゅうもんをやってみた。
今子供の知能の育成に邪魔になるんちゃうかと
問題になってるやんな。
人工知能がすべてではないと思ってるけど
どないなんやろ。

この間の『河童』という童話。
童話大賞とか応募しょうかと思いつきで書いた。
私の本来の文章ならば、
「子河童は株に座っている小動物を見て
カモネギのように食料が並んでいると映りました」
「急いで帰った子河童の口の中には小鳥とリスが、
くちばしにはウサギの耳を挟み
右手にはウリボウを抱えて
お母さんのもとに戻りました」
「いつもの魚とは違うご飯をきっと喜んでくれるだろう
とその顔を想像して頭のお皿も震えました」
とかこういうオチ。

でもそれやったら童話にはならんので
「お母さんに山盛りのお話」というところで落ち着いてん。

で、こういうお話に厳しい息子に読ませた。
小さいころから私が創作童話を作って
聞かせていたが「そこおかしない?」とよく突っ込んできた。
今回は
「長い」
「子供の興味の浅さを見くびるな」と言うてきてん。
あと、表現はこっちの方がいい。
漢数字と算用数字が混濁している。
オチがない。
などボロカスやっと。

そや!!!
思い出してチャットGTPに添削してくださいと
書き込んだ。
えらいもんやで。すぐに問題点がいくつも出された。

要約すると
・子河童が勉強をしたいと思った動機付け
・最後のバランス
・子河童やフクロウ先生などのキャラクターの特徴の描写
全体的な流れはとてもいいですが、もっと詳しく書き込むことが大事。
やって。
GTPさん、詳しく書くことはやぶさかではござらんが、
それでは絵本ではなく
絵巻物になってしまわんかしらん。

しかも息子の「長い!」を真っ向から否定する意見。
ほいでもな~頭脳は絶対GTPに軍配が上がるしな~。
と告げたら、
童話なんて子供の心を持たんものには
わかりようがない。
心の機微やわびさび、親子の愛や友情・・・云々。
機械にわかることはないな。

大学も仕事もPCをプログラミングし、ずっと触り、頼っている人間が
それいう?
  


Posted by こば at 14:06Comments(2)

2023年07月19日

桂文鹿(さすが奈良出身)独演会、満員御礼



一昨日ここでまほろばを熱く語ったテンションそのままに
子供たちに伝えた。
「古っぽい」・・・薄っぺらな恋愛しかしてないやつと
薄っぺらな恋愛すらしてないやつにはわかるまい!

その子供たちが通った野崎幼稚園がある総持寺で
桂文鹿(かつらぶんろく)独演会が行われた。
この間、ライブハウスの演芸会で漫才したとき、ご一緒した
桜亭不二子ちゃんに誘ってもろてん。
彼とは元々和歌山放送で一緒してて
(まだ桂ちゃん好さんの時やけど)30年近く会ってない。
これは楽しみやと出かけた。

大きなお堂に人が集まっちゃある。
クーラーはないが、氷や塩飴を人数分確保してくれて
私はなんと扇風機のすぐ隣をゲット。
それでもやっぱり暑かっと。
(特別弱いさけ)
あらたまった落語会というのは初めてで
何か礼儀みたいなもんはあるんやろかとドキドキ。
通っぽい人がよーさん座ってる。
文鹿さんの話術はうまく、引き込まれているうち
時間はすぐに経ってもた。
途中で沖縄民謡のゲストも来て
「踊りたい人は前もスペースありますよ」の声に
立ち上がりそうになったけど
あかんあかん、もしかしてこんなところで踊るのは
落語界のルールに反しているんちゃうか
新参もんはそんな目立ったらあかんとか。
と迷いおとなしくしてた(お尻もぞもぞ)。
さすが落語家さんの話の「ま」とか勉強になったなあ。
(勉強になっただけで自分はできへんけどな)

そのまま声もかけずに帰ってしまったけど
(声かけたところで顔見てもピンとこんやろし)
ほどなく丁寧なメッセージをいただき、恐縮やわ。

ところで職業病なのか、どこに行っても
その場面を切り取って考えると
「人」がおもしゃい。人ばかり見てるわ。
友達は「バカにしてるやろ」というが
それは絶対ちゃう。リスペクトやねんで。愛すべき人間!

金持ちは金持ちやし
べっぴんさんやしゅっとした男前もそらええけど、
もっと不器用やったり、変な目立ち方しかできへん人。
貧ぼったれや、朝から酒飲んでわーわー(私は下戸やけど)いうおっさんに
シンパシーを感じる。

こないだは「この人のあだ名は絶対『オバケのQ太郎のハカセ』や」という兄ちゃんを見た。
細い体に眼鏡で大きめのシャツを着ている。
髪の毛は薄い(大失礼)
他にも(たまたま今日FMでもいうたけど)
ウナギイヌっぽい人もよーみる。
ここで問題なんは
ハカセやウナギイヌがわかる人が段々少なくなってきたということうやわな。

河童

森の奥の湖沼に河童の母子がひっそりと住んでいました。
ある朝、子河童が水面に顔だけ出していると、
小鳥たちが羽ばたきながら
「早く学校に行かなくちゃ」「みんなもう着いているかしら」
とピーピー話しているのを聞きました。
「学校だって。どんなところだろう」
お母さんに決して森を歩き回ってはいけませんと言われていたのに
子河童は声のする方向へどんどん歩いていきました。

クマやウサギやシカやリス
おや、イノシシのウリボウもいます。
さっきの小鳥もいました。
みんな森の中の切り株に座って
前を向いています。
「今日勉強するのは・・・」
といったところで眼鏡をかけたフクロウ先生は
立っている子河童に気づきました。
見知らぬ子供に教室がざわつきました。
「誰だい、見たことがない」
「カメさんだよね、甲羅があるもん」
「違うよ、大きなカエルさんだよ、水かきがあるもん」
「違う違う、くちばしがあるから緑のアヒルさんだよ」
くちぐちに子河童を見ながら言いました。

「静かに!自己紹介をしてもらいましょう」
といいました。
子河童は顔を真っ赤にしましたが
緑色に隠れてすこしほほが茶色になったぐらいでした。
「僕はカッパです」
「カッパくん」「かっぱくんかぁ」とみんなは言い、
ウサギは
「私の隣の席が空いているよ」と一つの切り株を勧めました。

フクロウ先生はウサギに礼を言ったあと
「カッパくんは水が大好きなんだ。
昨日の雨で湿った木の葉の上に座りなさい。
ええと、今日の勉強は・・・」
二つの大きなホオノキの葉っぱの上に2つと3つどんぐりが乗っています。
足し算の勉強からはじまりました。
子河童は一生懸命、目を剥いて先生の話を聞きました。
はじめての勉強は難しいけれど、みんなと一緒に考えることが
とても楽しく、口ばしは少し開いたままでした。
しばらく時間が経ったころ
おうちに黙って来てしまったことを思い出しました。

走って帰った子河童は、
心配して沼の周りに立っていたお母さんの甲羅に飛びつきました。
お母さんに話したいことが山もりあったのです。

  


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2023年07月17日

才能があればできることがたくさんある



昨日は友達に誘われてお初の場所に。
湊御殿にある「ピアノテラス」。
岡山から来てくれた『星屑倶楽部』さんのライブ。
男女2人のユニットでさだまさしさんの楽曲を中心に
全国でライブを行ってるというやん。
歌はもちろん、ギターもピアノも上手い。
後半に参加しはったウッドベースとフルートで一層幅が出た。
行ってよかっと。ほんま。あっという間の2時間やった。
友達に感謝感謝。

ところで『さだまさしの歌』と聞いて
最初は「あんまり好きやないんで」と断ってん。
関白宣言・案山子・精霊流し・無縁坂
流行った歌しか知らん。
悲しい歌か、彼の靴下に穴が開いてた(雨やどり)てな
コミカル路線のどっちかやと思ちゃあった。
ひょろひょろひょろの身体も細い声も好みやない。
ましてや顔も(失礼)。
話は面白いけど、歌は改めて聴いたことがなかってん。

ほいでも今回のライブで、こんなすごい歌を歌ってたんやと開眼した。
その最高峰が「まほろば」という曲。
題名は色んなとこで聞いたけど
実際どないな曲か知らんかった。
男と女の惚れた腫れたてな薄っぺらい感情やない。
暗い深淵や。
歌詞を読まんと掛ことばもあるので写してみら。

春日山から飛火野辺り
ゆらゆらと影ばかり 泥(なず)む夕暮れ
馬酔木(あせび)の森の馬酔木(まよいぎ)に
たずねたずねた 帰り道
遠い明日しか見えない僕と
足元のぬかるみを気に病む君と
手と手の虚ろさに
黙り黙った別れ道
川の流れは澱むことなく
うたかたの時 押し流していく
昨日は昨日 明日は明日
再び戻る今日は無い
例えば君は待つと
黒髪に霜のふるまで
待てると言ったがそれは
まるで宛名のない手紙

寝ぐらを探して泣く鹿の
後を追う黒い鳥 鐘の声(ね)一つ
馬酔(まよい)の枝に引き結ぶ
行方知らずの懸想文(けそうぶみ)
二人を支える蜘蛛の糸
ゆらゆらと耐えかねて たわむ白糸
君を捨てるか 僕が消えるか
いっそ二人で落ちようか
時の流れは まどうことなく
うたかたの夢 押し流していく
昨日は昨日 明日は明日
再び戻る今日は無い
例えばここで死ねると
叫んだ君の言葉は
必ず嘘ではない
けれど必ず本当でもない
日は昇り 日は沈み 振り向けば
何もかも移ろい去って
あおによし ならやまの
空に満月

おいおいおい~ええやんええやん。たまらんやん。
この中の懸想文(けそうぶみ)というのを調べると
恋の思いを伝える文。恋する気持を書いた手紙。恋文。艷書。やて。
けそうぶみて出るか?
馬酔木(あせび)の森の馬酔木(まよいぎ)に
2番の馬酔(まよい)と重ねてくるあたり、痺れるわ。

私が高校時代、陸上部、JRC(赤十字)部とともに入っていた文芸部。
金髪の不良のくせに、本が好きで
(図書室の本をたくさん借りて褒められた)
文章を書くんが好きで入っててんけどな。
才能がないことに気づいて途中で退部してん。
入ってる部員と比べて、やないで。
何が文芸やねんという駄作を書いてる先輩もごろごろおったもん。
どういうつもりで入ってこんな程度のもん書いとんねん(失礼)
と思っちゃった。

図書室で本を読むたび、こういう表現はできへん。
文才が欲しい!!ほいでも自分には全く才能がない、でやめた。

まほろばのような言葉のチョイスは62年間浮かびもせんかった。

こういうどうしようもない、行くも地獄戻るも地獄というような
深い恋愛もしたことないしな。
そういうのが似合う人間でもな・・・い・・・
ん???ということは・・・さだ氏は経験したのか。
・・・あの風体で(大失礼)?

才能さえあれば想像でも書けるのかもしれんな。

  


Posted by こば at 21:18Comments(3)

2023年07月14日

ビバ!海洋堂ホビーランド!



楽しい1日の後半は門真の『海洋堂ホビーランド』へ。
大阪モノレールの門真市駅のまん前(京阪電車も)。
いっぺんモノレールちゅうもんに乗ってみたい。
普通の電車やケーブルカーとは乗り心地もちゃうんやろか。
1本のレールを挟む芋虫みたいな佇まい。かえらしわな。

寂れた感のあるイズミヤ(ほっとけ)の3階。
近くにはララポートがあり、コストコができるので行く末が心配や。
入館料は1000円。(ガチャガチャが回せる記念コイン付き)
中はいくつものブースに分かれちゃあって、
お目当てのゴジラや恐竜以外にも、
グレードの高いフィギュアが
大小、種類問わずしこたま展示されちゃある。
歴史もん、ご当地もんもある。
がちゃがちゃの中身もちっこいのが整列。
プラモデルのコーナーでは
古臭いサンダーバードが山積みされているんを見て
フラッシュバックで
小さい時にお人形ではなくサンダーバード2号をねだり
母親に激怒された記憶が鮮明に蘇ったでぇ。

ただ・・・平日やからかお客さんはおらん(失礼)。
これだけのスペースの借地料はなんぼなんか。大丈夫か。
土日には行列ができることを祈る。
こないだから貸し切り状態というのを経験した私としては
自分が貧乏神なのではないかという気もしてくら。

また話はそれるけど、私の知り合いが何か月か前
「家に貧乏神ほか800体の霊がついている」と霊媒師から言われ
急いで除霊してもらったと言うてきた。
過去形なので「ふうん」と返事をしたが、
してもらおうと思う、やったら「ちょっと落ち着け」と言うたわ。
ほんまかどうか怪しい。
その霊媒師こそが彼女についた悪霊ちゃうんか。
除霊になんぼ払ったんかしらんが
ほんまやったらそんな簡単にできへんやろし。
想像してみ~そ。
800体もおったら人間の方が身の置き所がない。
ギュウギュウの霊のおしくらまんじゅうで
押し出されたやつが隣の家にいったかもしれん。
考えようによったら、
その中で生活できる彼女はものすごい強い力を
持ってるんかもしれんやん。

別に弊害もなく、普通に生きているんやったら
私なら「悪霊ホビーランド」を心霊スポット好きに
開設するけどな。入場料1000円。
お好きな霊を1つお持ち帰り。

「霊がなくなってこれから運気が上昇するらしいです」
と彼女は言うたが
あまり上昇もしてない気がする(大失礼)。
もちろん下降もせず、相変わらず元気や。
ほんまに霊を見ることができるなら、
人を怖がらせることなく、
静かに悪い霊だけなくしてあげるのが
特殊能力を持った者の使命とちゃうか。

話は戻って今回見た一番のお気に入りは
龍の上で雄たけびを上げる河童。
龍もカッパも見たことないけどきっとこんなんに違いない。
河童に穴が開くほど見た。
恐竜に抱きつき写真を撮ってもらい、
ゴジラのトゲトゲにほほをこすりつけ、
館内を満喫。

隣のショップにいったら
やっぱ、た、たけ~~~~!!
これは手が出やん。
10万越えはゴロゴロあるし、
気に入ったものは1万7000円・・・。
私の年金は65歳まで2万円・・・。
これはさすがに、先考えん私でも。

あ、そや、おまけのがちゃがちゃがある。これで我慢や。
フクロウが当たった。これはありやな。

恐竜をみたらはじめ人間ギャートルズの
何にもない何にもない全く何にもない~♪
という歌を口ずさむのが常やが、
今回は
お金がないお金がないフィギュアが買えない~♪
なんとも悲しい歌になってしもた。

  


Posted by こば at 08:22Comments(1)