2024年04月08日
エビと対峙する。対話する。
今日はちゃんと朝から勉強をしに行き、
その後は、孫守りやった。
孫守りの方がしんどい(というたら娘にどやされる)。
明日、小学校の入学式で
「入学のお祝いに何が欲しい?机か?」ときいたら
机はいらん。よぅさんお洋服が欲しい」という。
こいつ、勉強する気ないやん。
と思ったけど、この頃はリビングで宿題をするというのが通例らしい。
私も小学校に入るタイミングで勉強机を買ってもろた。
めちゃめちゃ嬉しかった。
一人っ子やったからか、幼稚園に入るもっと前から
自分の部屋が与えられてそこで寝起きをしてたらしい。
その部屋が机で整ったという感覚を覚えちゃある。
自分の要塞の完成形や。
(もちろん当時この言葉は自分に中にはなかったけれど)
それから家は変われど、この机に座り、本を読み
泣き、笑い、日記を書いた。
私の相棒やった。
そんな机をいらんと言う感覚がわからん。
いらんというものを押し付けられへんし、ちゅうことで
服を買いに行った。
入学祝いなので古着を買うわけにもいかん。
大人よりずっと布は少ないにも関わらず、結構なお値段。
「これか?」
「これも。これもかわいい~」
と買い、結構な散財をしてしもたで。
友達の孫は「1年ずっと違う服が着たい」と言うたそうで
今の女の子のおしゃれに対する飽くなき探求心はえぐい。
私たちの子供のころは洗ってればええという
ややもすれば同じ服を2日続けて着て行ってもな~んも気にせんかった。
袖のとこが鼻水でガピガピに光っていても
水たまりにつくもっても
こけてズボンの膝が破れても
な~んも気にせんかった(私だけか?)
そんなことより面白いことが色々あったもん。
鉄棒にコウモリみたいにぶら下がっていたり、
石をけって家までいけるか、とか
しょーもないことがものすごく楽しかった。
今の子どもはそれが「おしゃれという大人でもできること」
なのがかわいそうや。
老婆心はわかっちゃいるのよ。
今の子供は私たちの子供のころよりも
抜群にファッションセンスは磨かれちゃある。
色彩感覚も優れてるやろう。
ただ、それが何?と思ってしまうんや。
大人の縮小版みたいな動きにくそうな服は
できたら孫には着せたくない。
ドロドロにして怒られるような服も。
その昔「ゆっくり大人になり」と娘にいうた言葉を
また繰り返すことになる。
大人になったらできることを残しておいた方が
楽しみがある。
大人をより実感できる。
こどもの時は短い。それなら限りある時間を満喫したほうがええ。
先日初めてアニキュアをした。
元々爪の形が顔の造作に比べてきれいだった私の指先を
まじまじ見つめて
「きれいね~」を連発する。
虹を見た時と同じように言うてくれるのはありがたいんやけどなぁ。
まず私の子供の時はそんなところに目が行かなんど。
Posted by こば at 23:25│Comments(0)
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