2024年06月10日

祈る心に銀の雨が降る

祈る心に銀の雨が降る


昨日は雨の日曜やった。
雨のステイション~(byユーミンやけど風子)
雨のサンディ~。雨やのにサンディとはこれ如何に。
○○やのに○○と言うが如し。のこの受けのええのが浮かばんと
結構な時間考えている。
もうええがな、と思う自分と、なんぞあるはずやと考える自分と。
雨がしとしと降れば~思い出は地面にしみ込むと歌ったのは小室等やったか。
雨に濡れながら~の三善英史は線が細かった。
この「線の細い男」というのが好きな女がいる。
守ってあげたい~(byユーミン)と思うのか(ほっといたれよ)。

雨の歌というのは割合多いわな。
しかもしとしとのイメージなんかおとなしい曲が多い。
人間も雨が降ると、なんやじめっとする。
さすがに私も今日は娘から奪い取った傘を持って出かけたけど、
この傘というのが不便でならん。
片手がふさがるのと顔が隠れるので、なんや陰気臭い。
傘持って嬉しがってるんは
Singin‘in the Rainでタップを踏んでいるジーンケリーぐらいなもんで
この映画を見た後、筋なんぞは忘れてしもたけど、嬉しそうにべちょべちょになっている
シーンは覚えちゃある。
それぐらい珍しい。
しかしこれが子供となると話は違う。
いつでも楽しそうで、傘をさかさまにしてどれだけ雨粒が貯まるかとか
雨が降っているのに傘をたたんで水たまりがどれぐらいの深さやとか
人の塀にカンカン当てて楽しめる。
手のひらの上でバランスをとって何秒いてられるかを競ったりする。
ぐしゅぐしゅいう靴で、水たまりも平気で歩く(水陸両用か)。

お母さんは「またそんなことして」とびしょぬれになった子供を叱る。
ほいでも風邪ひくから早くお風呂に入りなさい、などと優しい。
お母さんも子供がしょうもないことしーやと自分の経験上わかってるんやろな。
私もドロドロになって帰ったクチやけど、
そんな子供心をいつ失くしてしまったんか。濡れて溶けるわけでもないのに。

今日ジストシネマで
H(あくまでイニシャルであってスケベなわけやない)先輩と待ち合わせをした。
14日に松山千春が岸和田にくるのだがそのチケットが2枚余っている。
ついては半額で譲ってくれるとFBに書いてたので挙手した。
ペアの相手は決まってない。
どの殿方をおさそいしようかしら、てなこともなく相手は定番の風子ちゃんやけど。
ビューティペアで参戦するでぇ!ちー様待っとけ!
と息巻いたものの3階の5列目。
双眼鏡をもってでかけよう。
双眼鏡はこっちにはあるが、
ちー様は持ってないのでビューティペアの顔を見てもらえるのは不可能や。
残念。まあどうせ周りは同年代のおばはんやさけ
どれ見てもちー様からすれば、かぼちゃとジャガイモの差ぐらいしか感じんやろけど。
そのチケットの受け渡しの待ち合わせ。
ちょっとしたお礼に何か、と考え、珍しく小さい花束を買うた。
これもしっとりした雨のなせるわざやと思わ。

片手に傘、片手に花束、でどしゃぶりの雨の中で
ミュージカル調に踊りたかったけど「イタイ人」として通報される危険性もある。
受け渡しが終わった後、思い切って
傘を差さず、車まで戻るという荒業をしてみることにした。
丁度雨はマックスになっちゃある。
水たまりもばちゃばちゃ歩いた。お気に入りの靴もぐちゅぐちゅ鳴る。
途中からギャロップしたけど、みんな傘さして濡れやんように必死やさけ
見てる人もなく車までたどり着いた。
「あ~おもしゃい」
おもしゃかったけど、これをする時はタオルが必需品やとわかった。
今更やけど。
髪の毛からポタポタ落ちるしずくを服でぬぐってもぬぐっても
服もびちょびちょやさけ、傷の舐め合いならぬべたべたのぬぐい合い。
ティッシュも頼りにならん。
しかもさっぶ~。余計なことせなんだらよかったで。
何よりWAYで買った新刊本がえらいことなってもた。

そして結局、禅問答の切羽は思いつかんままやった。



Posted by こば at 07:23│Comments(0)
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