2022年07月23日

清姫が悪いと思う理由

清姫が悪いと思う理由


今日は仕事で田辺にいき、そこから御坊の道成寺に。
「静と行く新曲記念バスツアー!道成寺参拝と奉納歌唱+くえ鍋御膳ランチ歌謡ショー」
(長いわっ)を見に行ってきてん。
昨日までちょっと時間的に難しいかなと思ってたんやけど、行けてよかったでぇ。

静ちゃんの奉納で歌う姿見たかったし、新曲聴きたかったし
大好きな検校さんもくるちゅーし、
お友達もいっぱい来るちゅーし(トニーさんも自分の車でやってきた)。

ほんで私の大好きな「道成寺」にまた行って、例の巻物を見られる。
(何回行くねん)

道成寺と言えば、かなり前どっかで書いた。
「清姫に罪はない。純粋に愛しただけだ」
「安珍が全面悪い」
坊さんのくせに女の誘いに乗り、しかも帰りにまた寄るわと嘘をつき
逃げるというていたらく。
これは火であぶるよりもひどい裏切りという罪だ。
(これ、安珍清姫の話を知ってるとして話進めてるけど
読んでくれてる人は知ってるよなあ)

齢を重ね、考え方が変わった。
安珍は怖かったんやと分かる。
いくら別嬪さんでも「必ず必ず来てください」と念押されたら
(ぐいぐいくるやん)てなんとの~おとろし。
帰りに寄ったら坊さんとしての自分の未来は無くなるやろう。
清姫にその価値はあるやろか。
姫として蝶よ花よと育てられた清姫、
最初は安珍に仕えるそぶりでも、そのうちわがままも出るわ
安珍をこき使うわ。
しかも粘着質でまとわりつく女。

帰りにたとえ寄ったとしても、そのべたべたした生活に嫌気がさし、必ず逃げ出す。

結果は寄ろうが寄らまいが
蛇の清姫に追いかけられて真っ黒こげに焼かれる運命は同じやったに違いない。

巻物の蛇の凄まじい顔、この顔を心に持っていた女、清姫。
別嬪さんの顔に垣間見える蛇に安珍は気づいたのだ。

今日改めて自説が正しいことを確信した。
(巻きものの本も買ったもん。600円)

安珍が間違っていたとすれば、対峙することなく逃げの一手やったことやと思う。

「マジであんたホンマ怖いねんて。
ちょっと手出してもたけど、気の迷いっていうか、修行の休憩っていうか。
遊びやってん。
男は据え膳喰わぬは恥やねんわ。
でもな言いにくいんやけどあっちの相性もええことなかったしな。
満足もせんし1回で飽きたんよな。
これ、俺悪いん?俺のせいとちゃうやんな。
他にも女、おるしな。
そんな本気になられても、なあ。
鏡みてみ。目飛び出してるし。
一回そんな怖いとこ見たら、戻って清姫とやり直そうって考えると思う?
思わんやろ?
マジ勘弁やわ~」
と、最低男を正直に見せれば、
多分、大蛇はしゅうううと清姫に戻り、
清姫は自分が裸だということに気づいて、大変恥ずかしく思いましたとさ。
その裸の美しさを見て、安珍よりもっとええ男が付きましたとさ。
めでたしめでたし。

てなったと思うけどな。





Posted by こば at 20:30│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。