2023年01月19日

この文章考えたやつ、天才やん。

この文章考えたやつ、天才やん。


以前、読売新聞の折り込み新聞を作っていた。
和歌山県全域10万部の読者から毎月、数十通のハガキが届く。
プレゼント応募とは違って、
純粋に私の文章に対する
感想を書いてくれるためだけに送ってくれたそのハガキ。
今でも大切に置いてんねん。

中でも和歌山弁の『こんなええもん見つけたで』というしょーもないコラムに
「今月号、大笑いしました」という類の評価をもらうと歓喜の舞。

そーいや中学時代、雑誌の後ろの方にペンフレンド募集とあり、
申し込んで文通を始めた。
ペンフレンドは富山の同い年の女の子で、
かわいい便せんセットに
自分が住む町のこと、学校のこと、クラブのこと、家の話など
つらつら(辞書片手に)書いた。
覚えたての英語も使った。
送って2日後「読んだかしらん?」
いつ返事が来るのかと首をろくろ首と同じぐらい(ほんまか)長なった。

行ったこともない富山の町並みを想像して
自分の世界が広がったような
誇らしい気になっと。

しかし、今や、もう文通なんぞ死語や。
ラブレターもそう。
「月がきれいですね」
なんて書いて送ってる人間がいるのか。

メールやライン、メッセンジャーでちゃちゃっと思いを伝え
結果も早い。
秒でできる宝くじ、クイックワン♬ぐらい速い。
首はカメほども伸びん。

町並みはグーグルで検索すれば家まで見える。
そこはプライバシーやろ。

愛の告白もライン。
「これもライン あれもライン 多分ライン きっとライン」
瞬殺でふられることもあるやろけど
次にもすぐ行ける。
もしかするとテンプレート作ってて片っ端から送ってるんと
ちゃうか。

待ち合わせもスマホさえあれば行違うこともない。
駅で「何時まで待っていました」と伝言板に書くこともない。

便利やが、情緒は育たんわな。
時世時節ってやつなのか。
と言いながら、
今日も仕事ラインを朝から晩まで打っている私。
指、腱鞘炎になるわ。

(当然やが文通て住所さらすやん。
昔はいきなり家に行ったりつきまとったりする輩はおらんかった。
みんな礼節を重んじてたんやろか)




Posted by こば at 23:18│Comments(0)
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