2023年06月01日

ダダより怖い彼女

ダダより怖い彼女



これは私が体験した恐怖の夜の話。
FMで喋ろかどうしょうか迷う。
もし聞いていたらもっとおとろし目に
遭いそうな気がすら。
(1部の友達にはネタとして既出やけど)

ある親しい人から急に電話があった。
切羽詰まった声で何も聞かずにスーパーの駐車場に
来てくれという。
日も暮れそうな時間やったので正直行きたない。
ほいでも異常な声に出かけて行った。
その人の車を見つけて乗り込むと
「夫の車を見つけた。浮気しているに違いないわ」

いやいや、浮気て~。一人でできへんのやから(笑)
男前でもなく、
金持ちでもない。
ええとこと言えば背が高いのと
歌がうまいぐらいやんか。
浮気?ないない(笑)

車でおそ松くんの6人合わせたぐらい待つ。
(おそ松、カラ松、チョロ松、ジュウシ松、イチ松、トド松。
これ言えるのは結構な自慢)
「あの~私おしっこしたい・・・」
「我慢せ~」「そんな無茶な」
「行ってる間に見逃したらどうするんよ!」
イライラしている彼女は無茶苦茶言う。
あっちゃむいてる隙に車を降り、ダッシュでトイレに走った。
そのついでにスーパーでパンとコーヒーを買ってきて
「やっぱ張り込みにはこれやいしょな」
と言い訳してまた乗り込んだ。

1時間半は経ったで。
「浮気とかないで。仕事で他車に乗り合わせとかやろ」
「いや、ちゃう。絶対の自信ある」
「自信て?」
「勘や!」
勘て、根拠なしでこのくそ忙しい私の時間を奪ってんのか。

そろそろ飽いてきた時、
なんと!
旦那さんが他の女性の車の助手席に乗って、
まさに目の前を通った。
「ええええーー!!」と彼女を見たら
もう姿はなく、その車の運転席を開けてるやん!!
ハイヒールを履いていた彼女のそこまでのダッシュ力えぐい。
多分「ハイヒール25m走」やったらオリンピックに出てると思う。
しかも自分の足を閉められんようにドアに差し込んでいる!
なんという技術!!
私は全身硬直した。
別に私の浮気が見つかったわけやないのに(したこともない)
心臓がバクバクして、ほんでも次の言葉を聞こうと耳を澄ました。

奥まったところに停まっていたので割合静かな駐車場に
彼女の声が響いた。

「やってくれたの~」
「なめたまねしくさって!」
「お楽しみのとこ悪いけど、ゆっくり話聞かせてもらおか」

ヒステリックなおがってる声やない。
地を這うような、ちょっと笑っているような、
閻魔様がおったらきっとこんな声やと思う。
私はもっと硬直した。
ほいでも怖さを興味が上回って彼女の車を近くに寄せた。
それから彼女は2人に(かっこよく)いうた。

「悪いのは旦那や。あんたやない。
ほいでもけじめはつけてもらう」

彼女は手で顔を覆い、旦那さんは豆鉄砲食らった表情。
すかさず、写メをとったが、ここには載せんとか。
「言い訳したいんやったら今言え」
「お前が嫁としてちゃんとしてないから…」
と旦那さんが反撃した。
(旦那さんの声は小さく、私の耳はラッパ状に伸びたで)
「おぅ?そんで?そんで浮気したてかぃ?」
旦那さんは口を紡いだ。
「順番の違う話やな」
彼女は明らかに笑っちゃある。
それが余計怖さを増す。
3人の話し合いは続いた。(ここからドアを閉めたので聞こえん)
その怖さにまたおしっこに走ってもた私。
途中で「ありがとう。ごめんよ、忙しいのに」と言われ
私はそのまま帰ったんやけど。
最後に見たその間女(というのか?)は別嬪やっと。
さもありなん、ご愁傷様、
もうちょっとうまいことせ~よと思いながら、
息子のご飯を作る元気もなく、かつやによって帰ったという
リアルな話。

こんな稀有な恐怖体験ができたことに
(自分ならそっとしておくので)
誰ぞに喋りたい!!!
欲がむくむくと
夏の入道雲に負けんぐらい膨らみ、
庭に穴を掘って叫ぶ代わりに
ここに書いとこ。
彼女はSNSというものにうといので多分、大丈夫。
(やと思う)





Posted by こば at 11:14│Comments(0)
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