小林依子の日常雑記

この間遅ればせながら
「ミステリと言う勿かれ」を観に行ってきた。
すごい観たかったけど、人が隙すきになるまで我慢。
ドラマも見た。
漫画は好きではないがこれは読んだ。
なんちゅうても原作者田村由美さんの
（和歌山の同じ高校やという。しかもおばちゃん）
主人公に言わせるセリフが抜群にええ。
天才やわ。ええとこつきよる。
もちろん推理漫画としても面白いんやけど、
小説で読みたい。（漫画家やのに失礼かしらん）

あんな言葉、どこ探しても出てけーへん。ポケットにもない。
「僕常々思うんですけど・・・」とぽつぽつ話す言葉が沁みる。

前書いたかわからんけど、私は菅田将暉の鼻が世界一やと思う。
ただの男前やない。世界一の鼻をもつ男前や。
一時、何でもかんでも出て、イメージ落ちと～。
（私だけ？？）もっと役柄考えやな、って。
山崎賢人も、ミルクボーイも。って並列にするべきやないか。
しかしこの役で一気に、賢いイメージを取り戻した鼻（この呼び方）！
ええど！

ところで映画はあっという間に終わった。
多分半分ぐらいの人がこの人が犯人や、てわかったんちゃうかな。
私もわかった。違和感にも気づいた。
でもなんでこの人がは後半にじわじわわかって来て
昔からの怖い伝説と結びついた。
悪事なんか正義なんか狂気なんか。
友達の中にはテレビでよかったんやない？というやつもおったけど
・・確かに、そういわれりゃそうやな。
ほいでも今回は私の前には人がおらず（全員で10人ぐらい）
実質、前から５列目のど真ん中の私がベストポジション。
でかいスクリーンが私のためだけにある。
ポップコーンとコカコーラゼロを前に、大満足やった。

予告編でやってた
「ゴジラー1.0（11/3）」「翔んで埼玉（11/23）」「首（11/23）」
楽しみすぎる。
1100円になるならシルバーと呼ばれるぐらいなんでもないよ～ん。
首の加瀬亮の信長の危なさ、これは絶対おもしゃい。

危なさというので追加で思い出したが、
息子と私の共通項が「漫才を見ること」。
で彼の一押しが「金属バット」。この人らはおもろい。
おもろいが見てくれから怪しいので（ルッキズムがここにも！）
多分イベントや演芸場など呼ばれるところが限られる。
ネタも芯くってるだけに危ない。けど、笑う、けど、汚い。
両人とも（息子と同じ）37歳でこのやさぐれ方は尋常やない。
息子には絶対いらん。

息子が菅田将暉やったらな～と思ったけど、いやいや、
こんな草食系に食べられる草のような息子でも感謝しなければ。
多くは望むまい。
「男前の息子が欲しいという勿かれ」