2024年08月15日
ドレスアップしたざます。
12日の昼、クラシックコンサートに初めて行った。
我らがクラシックギタリスト金谷幸三さんと
和歌山フィルハーモニーの演奏会。
この金谷さんちゅう人はストイックな音楽家の反面、
喋ったらめっちゃ笑うし、おもろい。
どうせ私なんかにギターのいろはを喋ってもわかるまい、
それやったらしょーもないよもやま話でええか、と
思っちゃあるフシがある(確かに、正解)。
それはともかく一番前の席を取った。
まだ売り出し前に予約したので、どこの席もまだ埋まってない状態。
「クラシックコンサートで一番前を取る人間はあほや」
とあちこちから言われたが、そんなん初めてやさけわかるわけないやんか。
ライブでも相撲でも一番前がええ席と決まってるもん。
そんなとこに行くにはドレスを着なければとアイロンをし、
出かけて行った(クリーニングじゃないところがミソ)。
ほいでも結果、私にとって初めては一番前がよかった。
バイオリンやらヴィオラの指や弓の動きがよー見えた。
表情も指揮者を見る上目遣い、楽譜をめくる様子も見える。
大概、2人で楽譜を見てるようで、めくる方は後輩に違いない。
興味津々で「寝るかもよー」て友達は言うてたけど
それどこやない。おもしゃてしゃーない。
音楽に合わせてケクケク体を揺らす人、石のように固まって弾く人もいてる。
その人の癖やろか、色々おる。
楽譜しか見てない人もおる気がする。
優しそうなまるっこい指揮者の様子も後ろ姿やけどよー見える。
この人はすべての音楽を知り尽くし、
「そこの第2ヴァイオリン(バイオリンとか言わん)
のあなたの音が半音ずれていますよ」とか指摘するんやろ。
すごいよなあ。
その手にその耳にコンサートの成功がかかっちゃある。
責任ある。
ただ一番前の辛さで後方の吹く方の様子が見えん。
これは諦めるしかない。
ヴィオラのメンツの中に「屋根の上のバイオリン弾き」のような
おじいさん(歳はもしかしたら私の方が上かもしれへんが)がおった。
独特の風貌で、ガチガチの音楽家の中で飄々としてた。
めちゃくちゃ目立ってた。
けど「屋根~」に道でおうても、誰も和歌山フィルの人とはわからん。
あぁこんな人と喋ってみたい。
私にヴィオラの云々を喋ってもわかるまいと相手にはされへんやろけど。
音を作る。音楽を全体で奏でる。
吹奏楽や合唱をかじった人なら見える世界なんやろなあ。
各章が終わったら、拍手の中、指揮者はステージ袖に向かう。
そしてまた出てくる。
最後はそれを何べんも繰り返し、クラシックというものは
こんなに指揮者が袖に行ったり来たりを繰り返すもんなんやと
びっくりした。
楽器を降ろして、楽団員さんは待つ。
拍手鳴りやまぬ中、指揮者の行ったり来たり、
楽団の人の戸惑いの中、コンサートは幕を閉じた。
こりゃおもろい。
また見に行くときは一番前で見たい。
その後で一緒に行った局長から、
本町通にある花屋さんの2階のカフェでメロンパフェを奢ってもろた。
せ、せ、1200円。
おそらくは生涯で一度のメロンパフェ。
局長もひでみちゃんも「高っ」という顔をせんところが上級者。
私は心臓の鼓動が速い。
周りを見ると若いOL風の女性が、同じようなものを普通に食べちゃある。
これ、私とOLのどっちの経済観念がまちごてるのか。
「ばえる」写真が撮りたいが故の投資なのか。
そんなんでいいねをもらえたところでどうなんや。
平日の仕事の1時間分の時給。それがメロンパフェ様に化けてるんやど!
目を覚まさせてやりたい。
と横目で見ていた。
とはいえ、嬉してはよはよ食べたさけ
よー味もわからなんど。
Posted by こば at 00:23│Comments(0)