小林依子の日常雑記

友達が島村楽器の「アコパラon-line」ちゅうやつに応募して
ベストプレイ賞を
もらったんやて。
全国配信される優秀賞をあとちょっとのとこで
逃したらしいけど、
それにしてもすごいこっちゃ。

音楽のことはよーわからんけど

もじょもじょ歌う彼女の声は
なんか癒されるし、
か細くて優しくて、しゅむ。
ぼそぼそ喋って、
ライブハウスの半分ぐらいが
「え？なんて？」
と思ってることやろな。

賞を取ったということよりも
彼女が幸せそうなのが嬉しい。
ほんでそういう感情が自分にあるのも嬉しい。


https://youtu.be/y9ZSN09cpSw
「君は風」
ええ歌やさけ、聴いてや～。

※ちなみに下の文章と彼女の受賞はみじんも関係ありません。


＜雄太と母＞

雄太は母の誕生日を思い出した。
「お母さん、もうすぐお誕生日だね。
何が欲しい？」
「雄太が生きているだけでいい」
「ごめんね」

雄太は何もできない自分がもどかしく
「お母さん、何も言ってよ。
何か手伝うことない？」
「雄太が生きているだけでいい」
「ごめんね」

お母さんのためになにかしようと
思っても
いつも母は、
「雄太が生きているだけでいい」
「ごめんね」

年月は流れ、
母は死期を迎えていた。
雄太は
「何もできなくてごめんね」
と言った。
母は笑って逝った。

やっと会える。
親孝行の貸しが貯まっている。