小林依子の日常雑記

先日コロナワクチン注射をしてきた。
近くの病院からキャンセルが出たので、ということで急遽
駆け付けた。
娘からなんの準備もなくそんな早まったことをして、と
言われたが、どうせ受けるのなら早い方がいい。
死んでる人もいるんやで、と言われたので
その人には申し訳ないが、
そういう運命やったんやろ。
ワクチンが元で死んだかどうかもわからん、
自分がもしそうなったら寿命やと思うと答えた。

新しいものに対して拒否反応が
若い世代から出るのが不思議でしゃーない。

ちなみに熱も出ず、元気だ。
2回目が熱出るんかな。

＜空気は読めない方がいい＞

（断末魔が聞こえる）
うおーーーーーーーーん
うおおおおおーーーーん

僕はミックス犬。
僕は飼い主の言葉がわかるし、心も感じられる。
これってすごい能力じゃない？
そう思ってた。

10年経ち、
僕も飼い主も10歳年をとった。
これまで精一杯飼い主を元気づけてきたつもりだ。
心を通わせて思い出はどんどん積もった。

ここ数か月、僕の体調が悪く
お別れの時が近づいてきた。

飼い主の涙や嗚咽が僕の心に伝わってくる。
僕を見る目は泣きすぎて腫れて、
頭痛で薬を飲んでいる。眠れているんだろうか。

「死にたくない！」怖いわけじゃない。
僕が死んだら飼い主の心が割れてしまう。

僕の心も涙でびしょびしょだ。
とてつもなく悲しい。
わからないままだったらよかった。
わからなければこの辛い気持ちはなかった。

うおーーーーーーーーん
うおおおおおーーーーん
鳴きながら泣いた。
泣きながら最後まで鳴き続けた。