2021年08月09日
へーいへいへいへーいへい!へい!へい!へい!へい!

今日は台風の影響で風がものすごい勢いで吹いている。
♬風がふ~いている~歌てる場合やない。
和歌山は台風の進路上にないのにこの暴風、まともにぶつかるとこの被害はないんやろか。
この写真はうちの近所で見つけFBに載せた石瓶。
何年ぐらい前のもんなんか、なんでこれを発注したんか、
謎は深まるが、心惹かれる。
まずどないやってこの石集めてきたんやろか。
<石だ、石だ、石田三成だ>
川のふちに10数人が横に並ぶ。
えらいさんの手には青っぽい細長平べっちゃ石が握られていた。
「いいか。これから石を水切りするから尾張、いや、紀州いや、みとけ」
しょうもないことを言いながら、
親指と人差し指で独特の持ち方をし、上体を横に曲げる。
10数人もよく見ようとぎゅうと体を曲げた。
キラキラとした川面が変な角度になった。
「横から、横からだ。ボールを投げるのとは違うぞ。
水面に平行に投げる。
とすれば石は水面をぴょんぴょん跳ねて飛んでいくのだ」
本当だろうか。
水の上を石が跳ねるとは。
「いけっ」
えらいさんの言ったとおり、石は勢いよく跳ねた。
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんざざざざー
「これが5ちょや」と自慢げにえらいさんはいうた。
「これからこんな石をこの河原で見つけるのだ。
一人1000個ずつ。一回拾てみてみ」
10数人はそれぞれ散り、手にはそれぞれ細長平べっちゃ石を1つ持って帰ってきた。
「よし」「よし」「違う、これは細長角張り石だ」「よし」
「これは石でもない」
石チェックが行われた後、それぞれの周りに描かれた半径2mの輪の中に石を拾い集めては置いた。
皆は集めるだけではなくて、
一度ざざざざーをやらせてもらいたいと願い出たが
その中で少し賢い男が「せっかく集めた細長平べった石を一つ投げれば、
1001個集めなければならない」ということに気づいた。
「それにあのえらいさんの足元にある大きな角石をみろ。
バツとして正座をした上にそれを置かれるんじゃないだろうか」
みんなは震えあがり、必死で石を探した。
♬一つ積んでは父のため 二つ積んでは母のため~♬と
賽の河原の石積歌もでて、朝早くから夕方まで石を集めた。
疲れでもうええかと平べったくもない石を集めた者もいたが、
えらいさんのチェック機能も疲弊していた。
川のそばにはたくさんあったはずの細長平べっちゃ石はもう残ってないように見える。
「よーし、みんなよくやった。それをそのまま小倉まで運び、塀を作るのだ」
「へい」「へい」「かべ」「かべやないへいや」
皆は一輪車に乗せて運び、我先にと先に入れた角石の周りから攻める者、
端から押し込める者、10数人はランナーズハイならぬ石積みハイになっていた。
「隙間のないように」「角度もそろえて」「いいぞ」「いける、やれる」ざわざわざわ(カイジか)
上の方の寸法が合わず、横っちょにして入れた輩もいてたもんの、
総合的に素晴らしい出来だった。
かくして小倉にある珍しい塀は作られた。(はずはねーわ)
Posted by こば at 22:05│Comments(2)
この記事へのコメント
今の塀には風情がなくなりました。ウッドやアルミが主体ですもの。
Posted by ミスターノーカンパートⅡ at 2021年08月10日 10:21
それがまた後世で珍しがられるんですぜ。
こんなんどーやって作ったんやろう?って。
こんなんどーやって作ったんやろう?って。
Posted by こば
at 2021年08月11日 07:13
