2022年04月11日

宮本静ゴールデン歌謡劇城

宮本静ゴールデン歌謡劇城


昨日は友達と待ち合わせをして和歌山城ホールに「宮本静のゴールデン歌謡劇城」を観に行く予定やった。

待ち合わせ前に本町公園のマルシェに友達2夫婦がおると知って
ダッシュで会いに行ってん。
こういうことは絶対にしないタイプやと自分で思っていたので
走る自分を俯瞰で見ながら「人の性格は変わるのかもしれん」と不思議やった。

その前夜はこれまた友達が還暦ライブをするというので出かけて行った。
友達がここのところ増えたのかもしれん。

和歌山城ホールの前においしいイタリアンをおごってもらったりした。
友達とは、げに、ええもんや。

ところで静ちゃんの舞台はいつもながら堂々としてて素晴らしかったが
今回「あ」の席、つまり一番前を取ったのには理由が。
いっぺん見てみたいと思っていた「すわん江戸村」という大衆演劇とのコラボやて。

実は知り合いがここの役者さんにどはまりして、
お金をためて貢物をしていた。
寝ても覚めても兄ちゃんを想い、少しでも近くにいたいと必死やった。
どんなに望んでも、若い役者さんにとって「お金を運ぶおばちゃん」でしかないのが
なんでわからんのやろう?

昨日、わかった。
これはいかれる。
若くてきれいで妖艶な兄ちゃんの視線はおばちゃんの女心ぐらいは簡単に射抜ける。
縦に並んでたら10人ぐらいはいてまうやろ。
詳しく書くと明日の朝まで書けるからやめとこ。

百聞は一見に如かず。嘘やと思たらぜひ一度ご覧あれ。

<役者だねぇ>

ある大衆演劇の看板役者「清水禮之助」に
彼女は惚れていた。
憧れとか、ファンとかやない。
心底惚れぬいている。

彼が欲しいといえば、
着物も帯も扇子も、毎舞台履き替える足袋さえ
私が買ってやりたい。
彼は「ありがとう」とは言わない。
口の端で少し笑って、
「次の舞台で着るから必ず見に来いよ」という。

仕事があるからと断ると「チッ」舌打ちをされる。
その舌打ちさえ美しい。

禮之助と染め上げた楽屋の暖簾は彼の初舞台で送ったものだ。
その暖簾を部屋にひっこめて、目の前で楽屋の戸を閉める。
楽屋の前に来られる関係になるまで
どれだけの時間とお金を使っただろう。

「もういいよ」
「そんなこと言わないでよ」
「次の舞台は俺の演出なんだ。だから特別な女に見せたかったのに」

特別な女という表現に彼女はめまいがした。

清水禮之助という蜘蛛の巣に彼女は囚われていた。
もう糸でほとんど覆われて身動きが取れないのだが、
それを至福だと感じていた。

彼女たちは紛れもなく幸せを感じていた。

※その人だけを見ることは時にラッキーだ。横を見ることをしない。



Posted by こば at 22:33│Comments(2)
この記事へのコメント
いいですね〰️(*^^*)

実は、大衆演劇好き歴20年以上( ^-^)ノすわん江戸村もよく行ったなぁ (*^^*)
Posted by かめちゃん at 2022年04月15日 18:30
えええええ~かめちゃんも!?

ちょっと今度その話詳しく聞かせほしい。
誰にどんなタイミングで射抜かれたのか
興味津々〇
Posted by こばこば at 2022年04月16日 07:01
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。