小林依子の日常雑記

安易に腹をへこませる方法などない！
わかっているのに、買ってまうデブのサガ。
この腹巻の前には前に金属の爪がついちゃあるガードルを買った。
装着時はむにゅーと伸ばして無事完了。
あれ？午前中に私の腹の肉が金属の爪に完全勝利。
爪はほぼ開き、白旗上げてるやないか。
こんなものに頼った私があほやった。
総ゴムのパンツに頼って生きる道もあら。

と先日コンビニに行って雑誌を見てたら、
これ、これが売っちゃあった。
一縷の望みをかける。
レジで照れ隠しに「これでやせるんやろか？」て
言うてみた。
若い姉ちゃんは「？」と小首をかしげただけやった。
もし私やったらやで
「大丈夫ですよ、頑張ってください」
やったり
「その気持ち大事ですよね」
やったり
責任を追及されることを恐れての無言の対応なら
せめて「どうでしょ～ね」ぐらいは
言うても罰当たらんのちゃうか。
2000円の客単価は
なかなかコンビニでは上がらんはず。
たばこのカートン買いの時はライターまで付くんやさけ
これぐらいいうてくれてもええやんか。

そこで暗雲は早くも立ち込めていたけど、
家で風呂に入り心身ともに整え、
満を持し、はいてみることに。
『特殊製法ではくだけシェイプ！』
『着圧仕様だからはくだけでお腹が凹む‼』
『腰まですっぽり収まるのでまくれにくい！』
全米が泣いた！ぐらいの
ビックマークのオンパレードやったが
はいても腹は出たままで、
キュともシュともピンともならん。
ものの30分もすればめくれて来た。
めくれちゃ直しめくれちゃ直し。
あ！なんや、私、前後ろ間違ってるやんか。
はき直しても私の腹はウンともスンとも。
と言うてる間に寝てしもた。
朝起きて
知らん間に武道家になったんか思と。
黒帯をキュっと（ここでキュがでた）
締めてるぐらいの幅に！（ここで！がでた）
よー考えたら監修してる先生は鎖骨のきれいな
ほっそい人や。
誰も悪くない。
悪いのは私の腹やわ。

ちょっと泣いた。