2023年10月20日

今日の午前0時より各音楽サイトで配信

今日の午前0時より各音楽サイトで配信


推し活はなかなか大変やわ。
この間の日曜日は朝から検校さんの応援に行ったと書いた。
そこにイベントの五條在住のカメラマンさんがおって
2人で笑いあう
ええ写真を送ってくれた。
これは永久保存版やと娘にも見せたら
「ええ写真やんか。誰が写してくれたん。
プロのカメラマンか、やっぱり腕もカメラもちゃうな」と
わかった風に言う。
そこに「モデルも」と何故入れん?
検校さんの魅力はいっぱいあるけど
何度か会ううち、奥さんの方が好きになってきた。
しゃしゃらず、でも検校さんの力になろうという
慈愛がいっぱいの人や。
こういうご夫婦を夫唱婦随のツーカーというんやろな。

もう一人世界のロマンチストピストン椿原という人も
全力で応援してる。
歌が上手いが、繊細で複雑な芸術家肌の人やわ。
ツンデレのドM(どっちやねん)。
CDを作ったり、応援グッズを作ったり、
風子ちゃんに教えてもらったサイトで音楽配信手続きを
したり、
FMで紹介してCDの予約をとったりしている。
本人は別にそこまで望んでないし、
私が自分の経験値のためにやってるようなもんで
前出の慈愛とは全く異なる。
今度誰かがCDを作るとしたらスムーズにこの流れまで
持っていける。
私が一番のファンなのよ、てな気持ちも微塵もない。
友達が喜べばいいな。
応援してくれる人が増えたらええな。という感じ。

推し活で全国回るという人がおるけど
どんなに大変やろ。
交通費、コンサート費、グッズ費、CD代、おひねり代
(いくらぐらい包むのかも謎)
前のオタクと呼ばれる人の中でも
この推し活オタクは、ぜぜこがかかる。
(息子の三国志オタクなんて本だけあれば事足りる)
それでもこっち向いてくれた、手を振ってくれた
顔を覚えてくれた(真偽のほどは定かやない)と
まるで恋人のようにいう。

知り合いに芝居小屋の役者さんに入れあげた人がおり
(読んでないやろな)
着物、帯、足袋も定期的に渡している。
しかも持ってきて当然、応援させてやってるという態度。
「そんなんむかつくやん」というたら
「甘えられるのはお前だけっていうねん」と照れたように笑と。
気持ち悪っ。
もう洗脳されてもてるやん。

しかし、そこにライバルが現れた。
社長の嫁さんやという彼女は、金にものを言わせ、
お金のレイを芝居の終わりに首にかけてあげるらしい。
役者はうまくその両人から巻き上げて(言い方やらしいけど)
うほうほやったと思うで。
一座の食事会があった時、
知り合いが行くと、そのライバルは彼の前の席に鎮座している。
キッと睨む(想像やけど)
めらめらと嫉妬の炎が燃える(知らんけど)
と、彼が言うたらしい
「はよ、隣に来いよ」
ここが憎いわな、女心を知り尽くしちゃある。
お前のために隣を空けておいたんやぞと。

ここからはまた彼女の供述(?)やが
「隣は嫌やったな、顔見て話せやんもん」
というと「こうか?」と横を向く彼。
「もう帰る」というと追いかけてきてくれ
電話を何回か無視した後出たら
「俺の電話にはすぐ出ろ、バカ。早く来い!」と怒られる。
なんでそんな若造に怒られやなあかんねん、と
聞いてるだけでムカムカするけど
それは「ノロケ」なんよな。
自分だけが特別であるというノロケ(はたから見たらカモの一人)。
足袋をそっこーでダース買いして知り合いは車を走らせた。

彼女は70歳を越えている。彼は20代。
彼女はよれよれのTシャツを着、彼は晴れ着を着ている。
彼女は前歯がない。彼は白い歯で笑う。
こういう愛を私は知らん。




Posted by こば at 09:15│Comments(4)
この記事へのコメント
ご苦労様でした。
仕事早いなあ、
あっという間に、動画配信までできてるやん。
ファンというのは有難いけど、
度が過ぎたファンは、色々注ぎ込んで
お金に物を言わす奴も現れて、見ているのは気分が悪いなあ。
最近、身近にあったしなあ。
なんか、歌も最初聴いた時より、
上手くなってると思われるけど、
キラキラ感がなくなって、普通のシンガー、その辺の弾き語りしてるおっさん達と変わらん。せっかく
いい曲を作ってるのに、へんなファンがついたら、シンガーまで腐ってしまう。そんな気がした
Posted by 風子 at 2023年10月21日 17:22
風子ちゃん

確かにファンというのは難しいねぇ。
いっそ手の届かん話もできんようなスターの方が
ファンも勘違いせんでええんかもしれんな。

私の推し活もそろそろ終了して、
またブラブラいきますか。
Posted by こばこば at 2023年10月22日 19:44
ピストン椿原さんへの賛辞だったはずのお話が、いつの間にやら矛先がろくでもない旅芸人やまんまと釣り上げられてしまった人たちに…(笑)芸を磨く努力を忘れ、高齢のお金持ちから金品を巻き上げることだけに現を抜かすホスト化した売れない芸人にはなんの魅力も感じず未来もない(笑)
Posted by ピストン榎原 at 2023年11月02日 13:45
ピストン榎原さん

高齢のお金持ちからの金品は、必要不可欠なもんなんやろな。
一座の旅公演でなんぼぐらいもらうんやろ。
純烈みたいなもんちゃう?
金持ちからせしめる分にはええけど
貧乏人のピュアなおばはんからはやめましょう。
といいつつ、私もお金のレイを作ったりして。

ピストンさんは歌はうまいけど、聴く奴だけ聴いたらええねんという
屈折したもんがあるわな。
尖ったロックンローラーか。
そんなんじゃ、売れません。
気は長く心は丸く腹立てず口慎めばCD売れる。
ファンとのかけひきを見習ってほしい。

芸も音楽もよーわからんけど、枕営業は
どこの業界にもあるんやなあ。
Posted by こばこば at 2023年11月02日 23:36
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。