2024年10月15日

笑福亭鶴瓶さんのパペポTVとちゃうで。



日曜日商工祭りで、本場のダンスの人に混ざって
踊った。自分の中では会心のできやった。
これってあくまで自分では、であって
客観的に見たら盆踊りってのも珍しない。
どこに国かもどんなジャンルの歌かも
わけわからんし、正解のダンスもわからん。
ほいでも前に風子ちゃんが送ってくれたアフリカの
踊りもそうやったけど
正解がないのがええねん。
リズムに乗って体を動かすことが正しいんや
ご機嫌に踊ったらええと思わ
とかっこええこというてたら
今日朝になったら腰痛い・・あ!やばい、昨日の
ダンスの筋肉痛やんか。
荷物を運んだ腕も痛い。

まあ、この歳で筋肉痛というのはええこっちゃ。
なんか生きてるって感じがする。
私は40.50.60肩もなく、腕もすっすこ上がる。
ちょっと憚られるけど生〇というものも
早く上がった。
遅く来て早く上がったのでこりゃ楽でええわいと
思っていたらどうやらそうではないらしい。
(女体の神秘)
早くに上がってしまった人は
女性ホルモンがなくなる
デトックスしなくなる
骨粗しょう症になりやすい
太る
というこっちゃ。
女性ホルモンがあふれ出たら、私のキャラは死ぬ。
(どっちが大事なんや)なのでそれはいらん。
そもそも女性ホルモンドバドバ、色気むんむんの
人間はすべからく美人であってほしい。
べちゃーとした顔やったらない方がましに思う(失礼)。
太るというのもそのせいなのか
食べ過ぎなのか、微妙なとこや。

しかしデトックスせずに老廃物やきったないもんが体内に
残るのは嫌やし、
骨粗しょう症でカスカスにもなりたない。
友達にも膝が痛いとか多いもんな。
その女性ホルモンを定期的にお医者さんで
打ってもらうの、という人や、
薬を飲んでいるという話も聞くけど
もう私ぐらい女性か男性かわかりにくい域までくると
それじゃ追っつかん気いするなぁ。

10/27に海南ノビノスで行われる音楽劇
「おかしなガイドブックSHOW」の宣伝にと
劇中の熊田さんという人と同じ格好をしようと
思いついた。
早速、でっかいオーバーオールと白シャツを買ってきて
赤いマジックで梅干し柄と眼鏡を描き
近所で娘に撮影させた。
近所の人からは「ハロウィンですか?」ちゃうちゃう。
自分ではなかなか似合ってると悦に入る。
「過去の鶴瓶にそっくりやな」と言われ
改めて見てみるとほんまや。
とにかく一人でも多くの方に見てもらいたい。
ほんまにおもしゃい劇やねんもん。
(できたら通行人の役でも出たかったな)
  


Posted by こば at 12:02Comments(2)

2024年10月13日

車掌さんもノリノリだぁ。



ビックホェールの商工まつりが終わった。
金曜の準備の時はふがふがいうて荷物を運んで
これ大丈夫か?と思ったけど
初めての事やし、なんでも経験や。
ブースは軽運動場というかなり奥まった場所。
いちご電車が走ったり、プラネタリウムや子供のドレス試着
てもんもあり、こりゃ楽しみ。
準備の時も断られ、当日も「大人はあかんですか?」
と聞きに行き「子供向けなので」と断られたいちごミニ電車。
再三、いっしょに2日間頑張る和歌山ウェイブスの
SNSに載せるからと交渉に行き、
まんまと自分も便乗し、夢がかなった。
動画を見ても一番喜んじゃある。

1日目はブースにtoEmiのえみちゃんや
つむぎ人ひでさんが来てくれ、
友達もわんさか来てくれた。
楽し~。
お菊に以前もらった蝶の羽をつけてちょっとでも
目立つようにと踊り、歌った。
蝶の私を子供が怪訝な顔で見る。
「もしかして変なおばちゃんやと思ってる?」
「・・・・」
「失礼な!!間違いなく変なおばちゃんやでー」
というと笑って100%寄ってくる。
これ大人に言うたら去っていくこと間違いない。
途中でオトシャボの右大臣も来て、一緒にアームが
伸びる高所作業車にも乗り、満足満足。
ひでみちゃんは一生懸命マイクでよびかけ
私はあちゃこちゃ楽しむ専門で申し訳なし。
この間の龍神村にイントロで行った時も
この図式やったなあ。
ともかく、お陰でインスタフォローも増えと。

2日目はひでみちゃんは海南の司会、
私は引き続き商工まつり。
友達のみちるちゃん
(この人は厚かましくも自分をいちごちゃんやという)
ラタンクラフト作家のフェミニン。
ひでさん、和歌山ウェイブス、宇和ちゃんが来てくれた。
本場のダンサーさんとも一緒に踊り、
いちご電車の車掌さんとも、
テレビ和歌山の栄谷五郎とも
楽しいポーズで写真を撮り、美味いもんを食べ、
さいこーの2デイズは
笑いすぎでへとへとになりながらも終了。

仕事せーよ?
ごもっともです。


  


Posted by こば at 20:37Comments(0)

2024年10月11日

パームシティのイベント。クワノミちゃんとレモンじゃー



先日、娘から長い長い説教を受けた。
要約すると「人生、楽しいだけで暮らしたらあかん」
人生楽ありゃ苦もあるさ。
これ「ああ人生に涙あり」って題名なんやで。
「水戸黄門」て題やと思ってたわ。
楽もあるんやさけ「ああ人生に笑顔と涙あり」に
すりゃええのに。
よー考えると、水戸黄門の印籠という伝家の宝刀があるんやさけ副将軍には涙なんてない。
孤独なジジイでもない。みんながちやほやしてくれる。
町の中に入っても、江戸時代の町民は皆ええ人で
訝しがられることもない。
店を手伝ったりというシーンもあったけど
今やったら、いくらお達者でも、あの見てくれのじいさんに
仕事を与えようとはせん。
面接でまず落とされる。
万が一通っても「はっはっはっ」
「笑ってる暇があったら仕事せい!」となる。
(このイメージは全て初代の黄門さんの東野英治郎ね)
そうそう、このシリーズ突っ込みどころ満載やったけど
5代目の水戸黄門に里見浩太朗がなったのには
びっくらこいた。
里見浩太朗は杉良太郎に続く2代目の佐々木助三郎
(助さん)やったのに、いつの間に徳川家になったんや。
人おらんのかい。と思と。
役者はおらんのかい、は今も思う。
菅田将暉・山﨑賢人・吉沢亮・神木隆之介・横浜流星
この辺りが席巻して
大きな役を取る。
映画にも主演する。主演はええが、この人この前も
主演やったやん。
他にもおろが、と思うねんけどな。

閑話休題。

その説教は「アイス食べる?」休憩を挟めば終わるだろう
とタカをくくっていたが
娘はアイスを食べながら
「会社のことも、ぺろぺろ、どない考えてるか、むしゃむしゃ」
「金のこというたら、むしゃむしゃ、露骨に嫌な顔するけど」
と続く。
お金じゃないのよ、世の中。
まだそれは子供を養育する娘にはわからんと思う。
お金は必要や。生きるためにはいる。
ほんでも私が【もっともっと】と欲しがるものは
お金やない。
「人生の計画をきちんと立てて」
立てられへんのが人生なんよ。そんなもん立てて
向かって日々努力する。
そんなことができたなら、ここにこうしては
おりません。
「100人新しい人と出会うとする。何人が善人で
何人がおかんのために動いてくれるん?」
苦手な人はおるけど、9割がええ人やと思う。
自分のために動いてほしいと考えたことはない。

そりゃライブすれば来て欲しい。
ほんでも前に行ったから今度はきてよという
駆け引きはあまりしたない。
あの人はえらい議員さんと親しいから
今度なんかあったら頼もうとも思ったことがない。
公務員になるために昔はあったと言われる
議員さんに口きいてもらお、て
先生になりたいと言うてた時に
そんな話が上がったけど、
そんなことで教師になるならもうやめとくというた。

恩は感じたいが、借りは作りたくない。

「人生負け組になるで。仕事は好きで一生懸命やって
できる人間やのに損な人生やで、ほんま」
と真剣に鼻の穴を広げていう娘に
こどもに仕事ができると評価された時点で
(お世辞半分やとしても)
私の中では勝ち組決定や。
というて強制終了させた。

何を目標に生きるかは人それぞれで
引きこもりで生きるもよしと思う。
推し活でバイトした金を全部スパチャに投げても
それはそれでよし。
その人が振り向いてくれんでも「ありがと」と
にっこりされたことだけで生きる力になる。
あほやとは思うけど、それと一緒ちゃうやろか。
人からあほやと思われても、自分が満足したら
それはそれでおもしゃいんちゃうかと思う。

息子に言うたら
「自分の好きなように生きたらええ」という
優しい言葉。
「残りそんな長ないのに」それ、余計やで。

余談やけど「タイムマシーンとどこでもドア、どっちが
欲しい?」と聞いてきた。
丁度この間FMで話題になったやつ。
彼女はラジオは聞かないので、偶然思いついたらしいが
本人は「どこでもドアは強い」というていた。
私がタケコプターというと
「なんか、規模が小さいおかんぽいわ」とディスって
帰って行った。
  


Posted by こば at 11:15Comments(4)

2024年10月08日

2回戦敗退の巻



残念ながらM‐1の2回戦敗退。
そりゃそうじょな。
毎日毎日漫才の頂点を目指して切磋琢磨してる人間と
ちょっとおもろそうやさけやってみよかちゅう
人間と。
同じ土俵に上がってくれるな、なめんなってことよな。
一応わきまえているので落胆はない。
ほいでもしょうもない漫才でも
そこに自分がおるということ自体めっちゃおもろかった。

他の出場者を見る。圧倒的に若い男の子のコンビ。
おばちゃん同士なんてのはおらんな。
ほんで吉本興業か松竹芸能かで
昼にも関わらず業界の「おはようございます!」
を言い合う。
2回戦に進んだちょっとレベルが上がったって感じの
人たちが、控室で着替えちゃある。
(1回戦は廊下で着替えてた)
腕組みをしてモニターをみて頷いたりしてる。

オトシャボはG組やったんやけど1っこ前のFの最後に
「空前メトロ」という読売テレビのグランプリを取った
すごい有名な(私は知らなんだけど)人がおって
この人には個別にテレビクルーがついちゃあった。
えらいもんや。
面白い漫才でレベルがちゃうかったわ。

ところで今回はまったく緊張というもんをせんかった。
元々あがり症で、そのためにマスクなんぞで歌ったり
するんやけど、
行く道すがらどうしても覚えられないフレーズが
気になり、何回も咀嚼して反芻した。
自分が書いたにも関わらず
おばちゃんあるあるの
「もう年やから、を便利に使う」という簡単なものが
テンポよく出てけーへん。
会場そばの公園で何べんも何べんも練習した。

その緊張を抱えて現場に行く。
舞台袖に並ぶ。前の人たちが披露している間に
なんでかもつれた糸がするりと解けて、その中から
生まれて来たんは新鮮な「楽しむ感情」やった。
別の喩えとしてゆで卵を剥くとき、意外にもつるりと
皮が薄皮ごと取れるときの感覚。
応援団がどこに座って笑ってくれているかも
はっきり見えた。横断幕も揺れちゃあった。

漫才というか人を笑わすというのは
なかなかに難しい。
笑ってもらうことは基本的に好きやけど
「次、来年やな」とは言われるけど、
どうなるかは定かではない。
自分がどないなってるかわからんもんな。

返ってくるとき大阪のビル群を通る。
私はこの景色にずっと憧れて来た。
前職の営業で何度も来たけど、
ヒールで闊歩するのも
お昼財布だけを持ってエレベーターホールに立っているだけでも
社員証を首からぶら下げているのも
なんとなくかっこええ。
やっている仕事はそう違いはないのに
なんでこんなに都会の働く女はかっこええんや。
透明なエレベーターが上下する。
大きな窓の近くを飛行機が飛ぶ。
なんでこんなに都会の会社はスタイリッシュなんや。
私のビジュアルが都会的ではないことは
重々承知しているが、
ダサいアイドルがテレビで別嬪になっていくように
都会に暮らせば、シティガールに変身できたんちゃうか
と真剣に考えた。

この憧れを周りの人に話したが
誰一人賛成してくれた人はおらんかった。
のんびりした田舎がええよ、とみんな口を揃えていう。
空気も汚いし、人混みが嫌やし、気ぜわしくて病むで。
比べて田舎は人よし、景色よし。
空に浮かぶ雲のごと、時間はゆっくりと流れていく。

そう話す人の顔に、口には出さねど
私は心の中で「チッ、この田舎もんが!!!」
と叫んでまい、和歌山市のチベットにある我が家に帰る。

  


Posted by こば at 19:01Comments(2)

2024年10月04日

初恋は巨人軍と同じぐらい永遠です。



写真がなぜか異常に汚いけど
このTシャツが欲しかった。
ほんでも私はこれを外で着る勇気のないほんもののへたれやった。

昨日行った友達の家の隣に初恋の人が住んじゃある。
平日は会うことはないのですっぴんでいったけど
もし、土日に訪問となれば
万が一、家から出てくるかもしれんので
ちゃんと化粧をしていく。
同じ中学の陸上部の1年先輩で、
もちろん告白なんてするわけもなくただただ
お姿を拝見してはほくそえんでいた。
(時々笛をなめて、ちゃんと洗って返しといた。
これは本人には知られたくない)

とにかく優しい人で今もその優しさは変わらず、
いやもっと穏やかな優しい男性になってるらしい。
奥さんと愛犬にメロメロで、
何もかも自分が動いてご奉仕する。
他人にも優しい。
そんな様子を聞きほほえましさマックス。
私の初恋を知ってる友達は、依子になんかメッセージを
と動画を撮ってくれた。
「依ちゃん、頑張ってね」と照れながら言う
(もちろん相手が私やさけ照れたわけやなく
動画を撮る行為が慣れてなかっただけやけど)
先輩はそのころと変わらんかっこええ姿。
初恋は永遠なんやねえ。

かなり前の事ではあるが、
結婚した後、近所に住む人が遊びにおいでと
何度も誘ってくれたので
こりゃ宗教の勧誘かアム〇ェイかしらと訝しかったが
腰が引けたまま、行ったことがある。
そこには複数人女性がいて、ただのお茶会で
お互いの夫の話をしちゃあった。
ひとりの女の人が、夫のことを知っていて
「男らしい人ですよね」というた。
こういう時何が正解なのか。
もし友達との会話やったら「どこがじゃい」
と笑いに変えるけど
初めて会った人に褒めてもらった返しとして
「世界一の男やと思ってます」と答えた。
後でわかったのだけど、
その人は夫の浮気相手やった。
ほんでその人は自ら「奥さんには勝てん」というた
らしい。
結果的に言えば正解やったんやろう。
夫にすれば余計なことをいうな、やったやろけど。
奥さんを呼んで話をふってやろうという
(知ってやったらて悪意あるわな)その場の人から
その後お茶会に呼ばれることはなかった。
もちろん夫にも浮気相手にも文句を言うたり詰め寄ることも
せんかった。詮索もせんかった。

今にして思えば、
やきもちを妬くということが刺激になるので、
それが夫婦円満の秘訣やったんかもしれへん。
何度かそんなことはあったけど終ぞ、
夫を応援こそすれ「行かないで」と言うたことはない。
変な夫婦といわれるけど
新興宗教の教祖様とその弟子みたいな関係やったん
かもしれやん。
何よりその頃私はお金の工面でただただ忙しかった。
やきもちなんて感情は、どこでお金を借りようか
ということで躍起になっていれば湧かんもんや。
世界一の男は今や鬼籍に入り、今月20日3回忌。
この間、墓参りをイメージした俳句で
大賞をもらった。
空に近づくという言葉を入れたと思う。
墓参りをするたびに、そちらに近づくという意味と
ただ単に上の方にあるので登っていくというのを
かけたんやけど、
私は天国(地獄か?)に近づいても墓には入らん。

借金をすべて返済した今、
死んだあと墓の中で過去の所業に
やきもちを妬いて詰め寄ったら。
こりゃ、離れていた方がお互いのためや。

  


Posted by こば at 09:56Comments(4)

2024年10月04日

手先の不器用は死ぬまで治りません。



孫1号(中2)とのライン。
一番先に友達になるという返事に、こういう風に思える子なら
「少々アホでもええか」

今日は久しぶりに小学校からの友達の家に行った。
めっちゃ楽しかった。
雨ということもあり友達の夫もいて
(こちらも旧知の仲)一緒にケーキとコーヒータイム。
彼女はミシンのプロなので今度の演劇の衣装を
作ってもらおうとやってきたんやけど
まー早い。
ちゃちゃちゃと長いジャージの生地を6等分に切り
サイドを縫ってあっという間に出来上がり。
次に頼んだベストも仕上げてくれた。
「なあ、家庭科の成績なんやった?」と聞くと
3かなあという。
私の2と彼女の3の間にはものすごい隔たりがあるもんやと
へんなとこに感心してもと。

昔、家庭科でスカートやパジャマを縫う授業があった。
へたくそな子は明らかにお母さんが縫ったと思われる
その宿題を持ってきちゃあった(ずっこいで)。
私の母は裁縫好きやったけど、
不器用な娘に業を煮やし、失望し、手伝ってはくれなんだ。
しゃーなし、無茶苦茶な縫い目の作品を
持っていった。
次の家庭の時間にはみんなそれぞれ自分の作品を着て歩く
ファッションショーが開かれたが、
家庭科の先生は「あなたは着ずに持って歩きなさい」
というた。
それがなんやったか忘れたけれど、その言葉が
子供心をズタズタに傷つけたことは忘れない。
それ以来、家庭科というものが一番嫌いになってもた。

家庭科だけやない。
私の手先の不器用さは何かにつけてコンプレックスに
なった。
折り紙の鶴はいまだに変な形のまま。
釘ひとつも満足に打たれへん。
私の心もどこか変形している。

なので手先の器用な人を見ると羨ましくて
しゃーない。
セロテープを付けるとか、
紙の枚数を数えるだけでも私はモタモタする。
リンゴの皮もくるくる剥けた試しがない。
得手不得手は誰にでもあら、と
おばはんになって来て、自分を慰める術をおぼえ、
友達に頼むという姑息な手段を取っている。
この頃はアイロンで裾上げができたり、
既成の雑巾や皮むき器も100円で売ってたりして、
私みたいなのが結構いるんやろか。

昨日イラストを届けた時、一緒に走り書きのメモも
入れておいた。
「依ちゃん、達筆やなあ」
決してうまい字ではないのに、褒めてもろた。
同じ手でする作業でもこっちは普通にできるやん。
と、めっちゃ嬉しくなった。
ただ問題は、字を書くという作業が、
昔に比べ極端に減ったということやろな。

PCは便利やけど、私の褒められるポイントを
奪ったことは間違いない。




  


Posted by こば at 00:04Comments(0)

2024年10月03日

己を知ることが第一歩



お世話になっているライブハウスGaratakuさんが
新体制になって6周年らしい。
3人の似顔絵を描いてと言われたけど、
私の絵には独特のとげがあるらしい。
デフォルメするので「似てないよー」と「似てるー」
が半々ぐらい。
本人が似てないと思っても他の人の評価は
すこぶるいい場合もある。

自分の顔ってなかなか客観的に見られへんもんや。
特に女性はこんな私クチ大きくないとか
もっとかわいい(どの口が言うてんねん)とか。
よく家族で描きあいをする。
娘の似顔絵を描くと
「ほんまにこんな顔やったら私、外よー歩かん!」
と言うけど
息子のと私の彼女の似顔絵は大体特徴が同じ。
ということはこう見えているんだな、と
考えなあかん。
さすれば、そんな恐ろしい自分を苛む言葉は
でてけーえん。もう外出できんてなこと。
私のはどうみても80オーバーのシルバーカーを
押している類の
しかもおじいさんかおばあさんかわからん顔が
出来上がる。
2人も似たり寄ったりに描いているので
多分周りから見たらそうなんやろう(涙)。
甘んじて許容する。
描いてる時の2人の会話の方が
私を傷つける。

「顔の輪郭がぶるぶるなんよなあ」
「年取ったらそうなるんちゃう。すっと描けんわな」
「瞼がこんだけ下がってきたら整形、保険でいけるねんで」
「いやもう意味ないやろ」
「リアルに歳よな」
「肌も汚いしな」
ええい。黙って描かんかい。
ずっと動かずモデルになるというのも大変で
画家さんのモデルを務めた人は
何を考えてたんやろか、と思う。
好きな人のことか、今晩何食べようかなのか。
その点、写真のモデルさんは動けるし、時間が短い。
絵の方はかなりの長時間緊縛労働。
上げてる腕を描きたいと言えば、
パンパンになっても上げていなければならん。

ヌードモデルなんて特にひどい。
ずっと裸で、じっとしておらねばならん。
羞恥心はモデルなんやからというプロ意識で
補うやろう。
けど、腹も最初はへこましていてもそのうちぶへっと
力が抜け、ぷうと膨らむ。
睨まれる。
じっとして。と言われても肌寒い。
アンタラはええわな、服着てるもんな。とも言えん。
さすがに今は聞かんな。裸の絵のモデル。
コンプラ違反になったんやろな。

とにかく、似顔絵を描いてくれというた以上、
自分のマイナスがさらけ出されることは覚悟せな
あかん。
どこにでもいそうな顔を描かれて
満足している人がいてるが
それは決してあなたではない。
あなたへの忖度と金額に見合う思いやりが描かせた
まがい物だと思い知るがいい。
  


Posted by こば at 11:38Comments(4)

2024年10月02日

2回戦は10月7日。決戦は月曜日~(byドリカム)



連投やがM‐1の2回戦が7日に決まった。
普通、1回戦突破ですぐ次のネタを書く。
が、私は一昨日書いた。
7日か、やばいやん。ネタ書いてないやん、と
相方宇和ちゃんのラインで焦った。
1回戦とスタイルは同じのおばちゃんのリズムネタ。
自分がおばちゃんやさけ、
(一部にはおっさんという説もあるけど)
なんぼでも出てくる。
ただそれが私だけの説なのかどうなのかがわからん。
相方のおばちゃんである宇和ちゃんは
かわいらしいし、自分をおばちゃんとは思ってへん。
こんな人はおばちゃんのえぐい部分を
そない持ってない気がすら。

おばちゃんのえぐさというのは
極端に言えば、男用のトイレに普通に入ったりする。
「かめへんよ」という一方的な考え方で
たいていのことは乗り越えてしまう。
井戸端会議での人の悪口が好きで、
「ね、そう思うやろ」と共感を求める。
まぁおばちゃんはおもろいということは間違いない。

おもろいで思い出したけど、
昨日某ショッピングセンターの前のベンチに
40代ぐらいのカップルが座っていた。
周囲には誰もおらんかった。
私はショートカットをしようとその後ろを通った時
その会話が聞こえて来た。
「今日帰って旦那といちゃいちゃするんやろ」
「そんなんせーへんよ」
「するせんとちゃうねん。するかもしれんと思うだけで
ムカついてしゃーない」

私はその後ろから前に回って顔を見た。
不倫カップルはぶさいくやった。
こんな色っぽい会話をする2人はきれいな人たちに
違いないと思っていた。
臆面もなくその面でよーそんなこという。
もしかしたら特別ぶさいくではなく
普通の中年にさしかかった人やったかもしれん。
ほいでもそんな普通の人が
不倫するんやと思うとその男の人どころか
こっちがムカついてしゃーない。
(ほっといたれよ)評価も厳しなる。
私は不倫をしたことがないさけわからんけど、
した人から聞くと、
その背徳感がたまらんらしい。
罪悪感じゃないんかと思ったけど
背徳感てのはちょっとその中に
スリルを楽しむってニュアンスもある。

この後ろから前に回って顔を見ずにはおられん
てのがおばちゃんの背徳感かもしれん。

遅まきやけど、2回戦頑張る。
  


Posted by こば at 09:02Comments(2)

2024年10月02日

なんでどんぐり?



日曜日は楽しみにしちゃあった橋本の
「どんぐり」というおうどん屋さんのライブ。
選べるうどん付で1500円。しかも大盛りも同じ値段という。
迷うやん。

以前、初めて入ったラーメン店で
女性は2杯30分以内で食べたらお代はただ
という貼り紙をみてやってみたことがある。
(男性は3杯)
まてまて、大盛りのラーメンを15分で食べられる私。
後は半玉を食べればいいわけで
ネコ舌やないし、これ絶対もろたシメシメとほくそえんだ。
結果・・・残して2杯分のお代を払うこととなった。
それはそのラーメンがクソまずかったという理由。
いくら早食いでも、味はわかる。
そんで飲み込めやんようになってまう。

うどん屋さんが同じでない保証はない。
ここで大盛りを頼むのは得策ではない。
「普通で」というた。
私はホルモンうどんなるものを注文。
美味しかった。大盛りにすりゃよかった。
汗をかきかき食べてライブの始まりを待つ。
4組の演者さんをかぶりつきで見て一緒に歌う。
(大迷惑)
Pくんの応援に神戸からの特撮好き(語り合いたい)
のご学友や、
奥さんを近くのライブハウスに残してきたというMさん、
PくんフリークのYちゃん、みんなと和気藹藹。
時間を共有できてよかったわい。

その後風子ちゃんとこにいき、おいしい夕食に
無理やり割り込み、てんぷらや魚の煮つけやら
よばれた。
こういうウェルカム精神は鎖国の私の心を開く
ペリーの黒船来航のよう。
ほんま尊敬する。
私も人間は好きなはずやのに、なかなかこういう風に
考えられへん。
友達はおろか、娘一家もあんまり来ささん。
息子も私の部屋には入らない。
1.部屋汚い
2.料理下手
そして、語弊を恐れずにいうと
3.帰ってといいにくい
人にはタイミングがある。
私自身、まるまる一日、人の家にいてたことがない。
掃除をしたり布団を干したりしたいかもしれん。
夕飯の支度もせねばならん。
いくらこっちが24時間途切れることなく喋りたいことが
あったとしても、
それは私の身勝手な欲望であって
自分が長居することによって妨げてはならんと思う。
そして、それは私にもある。

なので待ち合わせはできるだけ外でしている。
がこの頃は何人かのお宅にお邪魔できるようになり
これは進歩や。
前に書いたけど(昔の)女子同士で「次どこ行く?」という会話を
大学時代以来初めてしたという話をしたら
娘は「母は変わった」とビックリしたぐらい。
「母に友達ができるとは」
ほやからいうて急に友達やんいうて距離感を
詰めてくる人がやっぱり苦手やねんな。
うまい喩えが見つからんけど、
相手がぐぐっと来たらぐぐっと下がってまう。
特に団体さんでぐぐっと来られたら背中向けて
全速力で走り去りたい気分になってまうねんな。
人間が好きやと公言してるけど、
そう考えたらそない得手やないんかもしれやな。

余談やが、昨日イオンに靴の底を直しに行った。
初めての経験やった。
かかとがあかんのならほって別のん買えばええと
思ってきたけど
これはピンダイのええやつでまだ
そんなに他は痛んでない。
ヒール部分だけやったら直そ、と考え直してん。
底の大きさによって1980円(これが今回の金額)
から3300円まである。
実はもう1足直しに持って行ってたんはベタ靴で、
底が大きい。
こっそり後ろに隠して1足のふりをした。
3300円も元がキングファミリー500円の靴に払いたくは~ない。
(byT‐BOLAN・・・古っ)

  


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2024年09月27日

私なら社名でここにする



死刑確定事件の再審無罪となったH氏。
88歳やで。
冤罪てのはほんまに気の毒や。失った時間は帰ってこん。
その上、今の世の中で浦島太郎のように戸惑うのがかわいそうやと思わ。
なんもわかれへん。
ちっこい例にはなるけど
八百屋ではなくスーパーでセルフレジで、いやいや
レジゴーで自らスマホを操作して買い物をする時代。
毎日しゃばで生活していてもよーわからんで
なんじゃこりゃ?が続くのにかわいそうでしゃーない。
第一スマホがわからん。
黒電話のダイヤル回す時代から、手の中に収まる
スマホてなもんに話しかけると電話がかかる。
駅の切符の買い方から改札の出方から
生活の何もかもがわからん。
聞こうにもそんな初歩的なことを聞けば
奇妙な人だと思われるやろ。
精神的にやられるレベルちゃうやろか。

この間の大阪の展示会でもらってきた資料を
パラパラと見ていた。
推し活グッズを見て次は販路拡大の資料を見ると
クラウドEC構築プラットホーム
Webトラッキング
インターフェイス
完結型マーケティングアプリケーション
クロスチャンネルに対応したCRW
プロセスアセスメント
ガバナンス
・・・私もH氏と似たり寄ったりかもしれへん。

この横文字がわけわからん。しかも社名も難し。
意味を一個一個調べてからやないとたどり着かん。
この手の講義を聞きに行っても(船〇総研講座)
「先生、それはどういう意味ですか?
日本語にして言うてください」と言いたいのが
各所にあって
ほんまに頭のええ人はちゃんと訳してかみ砕いて
伝えてくれるのになあと思た。
周りを見ると普通に頷いて聞いてきたさけ
私が特別頭が悪いんやろなということで
自分の中で着地したけど
もし私が今度誰かの前で話すときは
1人もこぼすことなくわかるように説明しようと
心に決めてん。

昨日はイントロの話し方教室で生徒さんと一緒に
勉強した。
て言うても私が一番劣等生やけど。
声には当てる(本人に直接声を届ける)
越す(本人を越えて後ろに人に声を届ける)
掘る(感情を込めて声を落とすところから上げる)
とか鼻濁音、切り切らずの単語の続け方、
五十音の中の「ん」の不思議、助詞の発音、
名前を大切に発音して伝えることなど
一つ一つが難しいけれど
できるできやんはこっちゃ置いといて理解できた。

生徒さんも口々にやってみて、楽しそうやった。
声を届けるというのは難しいけどおもしゃい。

H氏もこれから面白ことが見つかることを切に願う。
  


Posted by こば at 09:15Comments(0)