2024年10月03日

己を知ることが第一歩



お世話になっているライブハウスGaratakuさんが
新体制になって6周年らしい。
3人の似顔絵を描いてと言われたけど、
私の絵には独特のとげがあるらしい。
デフォルメするので「似てないよー」と「似てるー」
が半々ぐらい。
本人が似てないと思っても他の人の評価は
すこぶるいい場合もある。

自分の顔ってなかなか客観的に見られへんもんや。
特に女性はこんな私クチ大きくないとか
もっとかわいい(どの口が言うてんねん)とか。
よく家族で描きあいをする。
娘の似顔絵を描くと
「ほんまにこんな顔やったら私、外よー歩かん!」
と言うけど
息子のと私の彼女の似顔絵は大体特徴が同じ。
ということはこう見えているんだな、と
考えなあかん。
さすれば、そんな恐ろしい自分を苛む言葉は
でてけーえん。もう外出できんてなこと。
私のはどうみても80オーバーのシルバーカーを
押している類の
しかもおじいさんかおばあさんかわからん顔が
出来上がる。
2人も似たり寄ったりに描いているので
多分周りから見たらそうなんやろう(涙)。
甘んじて許容する。
描いてる時の2人の会話の方が
私を傷つける。

「顔の輪郭がぶるぶるなんよなあ」
「年取ったらそうなるんちゃう。すっと描けんわな」
「瞼がこんだけ下がってきたら整形、保険でいけるねんで」
「いやもう意味ないやろ」
「リアルに歳よな」
「肌も汚いしな」
ええい。黙って描かんかい。
ずっと動かずモデルになるというのも大変で
画家さんのモデルを務めた人は
何を考えてたんやろか、と思う。
好きな人のことか、今晩何食べようかなのか。
その点、写真のモデルさんは動けるし、時間が短い。
絵の方はかなりの長時間緊縛労働。
上げてる腕を描きたいと言えば、
パンパンになっても上げていなければならん。

ヌードモデルなんて特にひどい。
ずっと裸で、じっとしておらねばならん。
羞恥心はモデルなんやからというプロ意識で
補うやろう。
けど、腹も最初はへこましていてもそのうちぶへっと
力が抜け、ぷうと膨らむ。
睨まれる。
じっとして。と言われても肌寒い。
アンタラはええわな、服着てるもんな。とも言えん。
さすがに今は聞かんな。裸の絵のモデル。
コンプラ違反になったんやろな。

とにかく、似顔絵を描いてくれというた以上、
自分のマイナスがさらけ出されることは覚悟せな
あかん。
どこにでもいそうな顔を描かれて
満足している人がいてるが
それは決してあなたではない。
あなたへの忖度と金額に見合う思いやりが描かせた
まがい物だと思い知るがいい。
  


Posted by こば at 11:38Comments(4)